私はこのゲームをプレイしていないのですが、映画が Prime Video で公開されたので観てみました。
正直なところ、かなりの駄作に感じました。
原作のゲームの目的はループする通路で小さな異変があるかどうかをチェックし、間違い探し的にループから脱出すること。これを映画化したワケですが、映画としては想定の域を出ないストーリーでした。
ストーリーは駅で電車から降りた主役の男性に、彼女が妊娠したと電話を掛けてくるところから始まります。主役の男性は彼女と別れようとしていた。
主役の男性が喘息でゼーゼーしながら彼女と電話をしていてうるさいのですが、この喘息が後半で何にも繋がりません。一体何だったのでしょうか?
主役の男性は妊娠に対してどうしたら良いのか分からず、あわあわする。彼女と別れようとしていたわけですから仕方ありません。
そしてループする駅の通路に入り込んでしまうのですが、そのループが何とも退屈です。
この映画を観る人は映画の元になったゲーム「8番出口」の内容を何となくは知っているかと思います。
ゲームはプレイして体験するものですが、映画は単に観るだけ。ループを何度も見せられると結構退屈なのです。
もともと小さな異変に気付くかどうかというゲームなので、ループ毎にそんなに驚きがあるわけでもないし、ホラーとしても中途半端です。
結局のところ、ストーリーとしては主役の男性が妊娠をどうするか決意をしたおかげでループから脱出できたというシナリオでした。
これが何ともチープです。明言されませんが、妊娠を受け入れる決意をしたということだと思いますが、良くあるストーリーです。
この映画は本当にこれしか記憶に残らないです。
映画の始まりはゲームっぽく一人称視点にしていますが、視野角が狭くて結構見辛い。
主役がループするだけではなく、登場するスーツを着たおじさんもループに巻き込まれていたんだなぁ…。でも、ふーんで終わってしまう。
登場する子供は未来の自分の子供を匂わせる。ふーん…、良くあるストーリー…。
ゲームとしては爆発的に人気になったので、既にプレイした人は実際のゲームが映画化されるのは嬉しいとは思います。
しかし、ただ単に映画として観たとき、観る価値があるかと言われると無いでしょう。
観て良かったと思うところがありませんでした。ゲームの舞台の再現度は高いのかもしれません。
「世にも奇妙な物語」の短編よりも酷い出来です。質が低下してから長らく観ていませんが。
せっかく多くの人に観てもらえる映画なのにこのストーリーはもったいないです。
























