肝心の殺人事件は凡庸で、姉の口うるささしか記憶に残りませんでした

Amazon Studios による新作ドラマ「スカーペッタ」を観てみたのですが、期待と違って本当につまらなかったです。

2026
エリザベス・サーノフ, ニコール・キッドマン, パー・サーリ, ジェイミー・リー・カーティス, パトリシア・コーンウェル, ジェイソン・ブラム, デヴィッド・ゴードン・グリーン, ジェレミー・ゴールド, クリス・ディッキー, クリス・マカンバー, エイミー・セイアーズ, ボビー・フィッツパトリック, ラッセル・ゴールドマン, ジュリア・バレザ, アフマドゥ・ガルバ, イトゥーリ・ソーサ, メイシャ・クロッソン, アリソン・バリアン, メアリー・ケイン, ジョン・ブリスター, レニー・ミナシアン
楽しめた度

犯罪捜査がメインでは無く、家族のゴタゴタがメイン。しかも口喧嘩ばかり

女性の法医病理学者が主役で、検屍局長に復職した彼女が奇妙な連続殺人事件を追っていく…。一応ドラマの説明はこうなります。

私は奇妙な連続殺人を追っていくサスペンスを観たかったのですが、このドラマは家族のゴタゴタが7~8割を占めます。

ドラマを観ていくと「あれ、事件はどうなったんだっけ?」と忘れてしまいます。

有名な犯罪捜査ドラマ「NCIS」など、事件を追っていくドラマでよくあるパターンは、事件があってその合間合間に仲間内のヒューマンドラマが描かれるというパターン。少しずつ登場人物の過去などを知って仲良くなっていきます。

2003
Dennis Smith, Terrence O'Hara, Tony Wharmby, James Whitmore Jr., Thomas J. Wright, Michael Zinberg, Arvin Brown, Rocky Carroll, Leslie Libman, Diana Valentine

スカーペッタ」は時間配分がその逆でヒューマンドラマの合間に事件の捜査が描かれます。ヒューマンドラマを観たいんじゃないんだけど…。

主人公は姉と同じ家で暮らしているのですが、その姉がすごくうるさい。「なんであなたは××なの?私なら~」と何でもかんでも口を挟んできて止まらない。10分ぐらいずっと嫌みを言わるのを観なくてはなりません。

最初は嫌みを言われるそのうるさいシーンをただ観ていたのですが、「これいつまで続くんだよ」と耐えかねて、スキップしてしまいました。

スキップ→「まだ続いてる…」→スキップ→「まだ続いてる…」→スキップ→「まだ続いてる…」→スキップ→あ、終わった?ふぅ…。

このドラマは口喧嘩が多くて騒がしすぎます。

同時に喋る口喧嘩は「一流シェフのファミリーレストラン(原題: The Bear)」に影響を受けたのか?

FX's The Bear

2022年に配信開始されて人気となった「一流シェフのファミリーレストラン(原題: The Bear)」というドラマは観ましたか?

長時間の「長回し」で撮影しているとかで技術的にも人気でした。私は長回しは監督などの自己満足だと思っています。カットした方が演者は演技しやすいし、視聴者にとってはシーンがパッと切り替わるので映像がダラダラせずに観やすいです。

かなり人気だったので私も当時配信されていた分は最後まで(たぶんシーズン3あたりまで)観たのですが、私はこのドラマが結構苦手でした。

というのも、常に口喧嘩しているのです。しかも数人が同時に喋る場面が多く、台詞を聴き取るのが疲れる。字幕を読むのも大変。同時に喋らないで欲しい。

「一流シェフのファミリーレストラン」を「緊迫感あふれるドラマ」と高評価している評論家が多いのですが、口喧嘩しているから緊迫するのは当たり前です。

このドラマはよく人気になったなと驚きます。仕事にやる気が無かった人たちが徐々にやる気になっていくという良いシーンもあるのですが、とにかくうるさい。

スカーペッタ」もこのドラマに影響されたのか、口喧嘩が多く、しかも同時に喋ります。

観ているこっちがイライラしてしまいます。で、事件はどうしたの?

このドラマの俳優は有名な人が多いです。主役の女性は「ベイビーガール​」に出演していたニコール・キッドマン。

たくさんの映画・ドラマに出演しているので例に挙げるのが「ベイビーガール​」で良いのか分かりませんが。「ベイビーガール​」​では若い男に調教されるCEO役でした。

2025
ハリナ・ライン

そして、何と言っても「メンタリスト」の主役、サイモン・ベイカーが目を惹きます。私はサイモン・ベイカーは「メンタリスト」のパトリック・ジェーンの印象が強すぎて、どの映画・ドラマに出ていてもパトリック・ジェーンとして観てしまいます。

口うるさい姉として登場しているのはジェイミー・リー・カーティス。「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」で第95回アカデミー賞助演女優賞受賞。税務署の金髪のおばさん役でした。

スカーペッタ」では児童書を出版している作家の役ですが、現実にも児童書を何冊も出版しています。

1998-3-1 / 偕成社
ジェイミー・リー カーティス (著), ローラ コーネル (イラスト), Jamie Lee Curtis (原名), Laura Cornell (原名), 坂上 香 (翻訳)
レビュー件数:45
(投稿時点)

ジェイミー・リー・カーティスは「一流シェフのファミリーレストラン」にも少し登場しました。

これの影響で口喧嘩がずっと続くこのうるさいシーンになってしまったのでしょうか。

他の出演者も色々な映画やドラマに出ている人が多いです。

肝心の殺人事件は凡庸で、姉の口うるささしか記憶に残らない

映画では無くドラマなのに、登場する俳優たちの多くが有名で驚きますが、肝心の殺人事件がつまらない…。

連続殺人事件はドラマ中で少ししか描かれませんが、シリアルキラーを捜査するドラマではよくあるパターンです。

主役の彼女が過去に担当したシリアルキラーと同じような手口の事件だっていうあの流れです。

彼女は検屍局長に「復職」した訳で、なぜ復職したのか(辞めたのか)は視聴者の興味のフックとなります。

これを描くために彼女の過去と現実のシーンがよく入れ替わりますので、過去の事件に関係があることは最初からほのめかされています。

シーズン1の最後まで観ましたが、全然楽しめませんでした。姉の口うるささばかりが記憶に残るドラマでした。

私は「メンタリスト」は結構好きなドラマです。最初から最後まで2回ぐらい観ています。「メンタリスト」の主役サイモン・ベイカーをもっと活躍させて欲しかったのですが、「スカーペッタ」ではほぼ脇役でした。

シーズン2があるなら、シーズン2からもっと登場しそうではありますが。

ちなみに「メンタリスト」は「ながら見」にかなり良いドラマですのでお勧めです。基本的には1話完結型で、ストーリーがそんなに複雑ではなく分かりやすいし、ヒロイン(リズボン)が可愛い。一緒に捜査する同僚とも仲が良くて雰囲気が良いです。

2026
エリザベス・サーノフ, ニコール・キッドマン, パー・サーリ, ジェイミー・リー・カーティス, パトリシア・コーンウェル, ジェイソン・ブラム, デヴィッド・ゴードン・グリーン, ジェレミー・ゴールド, クリス・ディッキー, クリス・マカンバー, エイミー・セイアーズ, ボビー・フィッツパトリック, ラッセル・ゴールドマン, ジュリア・バレザ, アフマドゥ・ガルバ, イトゥーリ・ソーサ, メイシャ・クロッソン, アリソン・バリアン, メアリー・ケイン, ジョン・ブリスター, レニー・ミナシアン
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