inMomentum は製品紹介のスクリーンショットが良くない(上の画像)。私はずっと Mirror's Edge の系統のゲームなのだろうと思っていた。今回の The Indie Gala にて inMomentum をプレイしたのだけど、確かに最初の印象では Mirror's Edge ではあった。まぁこんなものかと思っていたのだけど、最初のマップを終えてからクリアタイムのランキングを見てみると、私のタイムの何分の一だろうというタイムがずらっと並んでいた。ジャンプを連続して成功させてもこのタイムに届くのは無理じゃないだろうか。


実際のゲーム画面。

より速く動くための良い方法が思い浮かばなかったので Steam Forum を眺めてみた。そこで見つけたのがこの動画。

な、なるほど! ロケットジャンプをしながら進む感じか。この発想は無かった。素晴らしい。ただ、これはゲームの制作者も意図している方法なのだろうか、というのは少し疑問だったり。このゲームのチュートリアルには全くこの動作の説明が無かった。この方法を知っているかどうかでかなり差が出てしまうのに。

私もこの方法で何とかやってみたのだけど、結構難しい。気分は Quake3 の Speedrun。Single Mode を素早くクリアする Speedrun では無くて、マップを指定された位置までできるだけ早く駆け抜けるという Speedrun。Team Fortress などでは Jump Map とか呼ばれていたりするアレ。inMomentum は連続してジャンプするとスピードが上がるというシステムなので、Quake3 の Strafejump に近いものがある。スポーツ系 FPS ゲームに親しんできた人はこのゲームを高確率で楽しめるだろう。


ロケットジャンプ方式を知った直後。

面白い。何度も挑戦してタイムを短くしようと頑張ってしまう。でも、「中間地点から復活」というキーはあるのだけど、「マップの最初からやり直し」のキーが無いのは不便だ。不便すぎるのでてきとーにキーボードのキーを押したら見つけてしまった。F3 キー。F3 キーでマップの最初からやり直しができるのでこのキーは覚えておいた方が良い。この F3 キーはゲーム側から教えて欲しかった。

何度もやり直して上の画像のタイムを出せた。でも少し遅い。せめて30秒台にはしたかったのだけど、このゲームはアクションがシビアで集中してプレイしないといけないので長時間は厳しく、疲れが先に来てしまった。

1マッププレイしての所感

プレイを終えてから少し落ち着いてこのゲームを見てみると、Mirror's Edge よりも楽しいと思う。Mirror's Edge は走っていてもどこか爽快感が無かったのだけど、こちらは爽快感がある。ブロックの側面を使ってジャンプするのは直感的で楽しいし、Wall Jump をした後に一回だけ空中でジャンプができるというシステムも面白い。Wall Jump は特に体験して貰いたい。私の中では Wall Jump はスパイダーマンのイメージ。

このゲームはストーリーなどは無く、マップをできるだけ早くクリアするというタイムアタックがメインのゲーム。これはこれで良いと思うのだけど、タイムアタックに興味が無い人は一通りゲームをクリアしたら終わりだろうか。私としてはこのゲームはタイムアタックをしたくなるようなゲームで、「もっとうまくやれば早く行ける」と感じさせられてのせられてしまった。マップが終わった後にランキングが出るのもにくい。

ただ、悪い点としては初期のキーバインドでは無かろうか。初期状態では、左クリックでジャンプ、右クリックで Wall Jump、Space キーでビームを飛ばす。Shooter ゲームに慣れた身としては Space キーは通常はジャンプなのだけど、RTS によく見られるローリングなどの回避までは許せる。このゲームは Space キーが Fire なので、最初はかなり戸惑った。そして意外とビームを当てなければならない的が小さいので、やはり左クリックでビームを飛ばした方が良いような気がする。上で書いたロケットジャンプを使うとなるとビームを撃つ回数が飛躍的に多くなるので、私は Fire を左クリックにした。今は Space でジャンプ、左クリックで Fire、右クリックで Wall Jump という設定。なお、過去には右クリックで前進というゲームがあったらしいので、そのゲームをプレイした事がある人が何と言うのかは興味がある。

後はランキング上位の人のゴーストや、過去の自分のゴーストと一緒にマップを走れるようにして欲しかった。ゴースト、という言い方で伝わるだろうか。このシステムはマリオカートなどであったのだけど、たとえ一人でレースをしていても、レースに過去の自分を透明にしてうっすらと表示させ、過去の自分と対戦するような機能。自分の悪いところを見る事ができたり、ゴーストを追い抜けばタイムが更新されるわけで、色々と頑張れる。このシステムが inMomentum に欲しかった。ランキング上位の人のリプレイも見られないというのはちょっと残念だった。YouTube で検索するとある程度見られるのだけど。

上の動画がこのゲームの最初のマップを24秒ほどでクリアする動画。どうやって速く動いているかのネタバレ要素が含まれてはいるので、自分で頑張りたい人は見ない方がいいかも。ただ、頭で分かっても実際にこのように動けるかはまた別の話だったり。

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Nomeu

ほとんどのジャンルのゲームが好きです。特に好きなのはRPG。「Xenogears」「クロノトリガー」「ペルソナ3、4」とか。ドラクエは「V」。主人公が「勇者」ではないところが好き。ビジュアルノベルは「STEINS;GATE」「Ever 17」「AIR」が好き。

どこぞの作曲コンクール最優秀賞受賞。好きなゲーム音楽は「愛のテーマ (FF)」「Heartful Cry (ペルソナ)」「夢の卵の孵るところ (Xenogears)」「凍土高原 (Kanon)」「夜の底にて (クロノトリガー)」「Theme of Laura (Silent Hill 2)」「Scarlet (みずいろ)」「bite on the bullet (I've)」など。たくさんありすぎてスペースが足りません。

ゲーム音楽以外だと「Ballet Mecanique (坂本龍一)」「月光 第3楽章 (L.v.Beethoven)」「水のない晴れた海へ (Garnet Crow)」「Angelina (Tommy Emmanuel)」「空へ… ライブ版 (笠原弘子/ロミオの青い空)」「太陽がまた輝くとき (高橋ひろ/幽遊白書)」「スカイレストラン (ハイ・ファイ・セット)」など。

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