/ 2026.06.14
未だにOracleから公式のアナウンスがありませんが、PAYGアカウントの人はそのまま使っていて大丈夫かも

[追記 7/4]

Reddit のこちらの投稿では、Free Tier アカウントで、無料枠の縮小前から稼働している 4 OCPU & 24 GB RAM の A1 インスタンスは影響を受けないとのことです。

ただしサポートの言葉がちょっと変で、"if it is compliant with this it should not be terminated." というのが違和感があります。

"We won't terminate it." くらい言って欲しいです。他人事として話してしまっています。

"it shoud not be terminated, but Oracle will terminate it." も成り立ちます。

あと Oracle がするのは "terminate" ではなく、"shutdown" でしょう。これは質問者も悪いのですが、サポートはそういう意味で "terminate" はしないよ、と答えているかもしれません。

政治家の答弁みたいです。質問者の間違いを正しつつ親切に答えてあげるとしっかりしたサポートだなと思える返答になるのですが…。

Oracle のサポートが信頼できないのは全部にこうした突っ込みどころがあるからです。Oralce のサポートは質が悪いです。

たくさん同じ質問を受けているはずですから、公式にアナウンスをしてしっかり説明すれば良いのに…。

Oracle が提示する言葉謎かけは 7/15~16 あたりに答え合わせができるかと思います。

[追記 7/2]

7/1~7/2 あたりから、OCIのコンソールの上部に A1 インスタンスの無料枠が 2 OCPU & 12GB RAM に変わったという表示が出るようになりました。

Reddit で複数報告があります。こちらの投稿など。下の画像は Free Tier アカウントの人の表示です。

下は PAYG アカウントの人の表示です。こちらの投稿より。Free Tier アカウント とは文言が違います。

どうやら Free Tier アカウントの人は新しい無料枠が7月から適用されるようです。こちらの投稿によると、無料枠の縮小前に作られたインスタンスでも例外なく無料枠が縮小されるようです。

一方、PAYG アカウントは影響を受けないというサポートの回答が複数あります。こちらの投稿などを参照してください。PAYG アカウントの無料枠は 4 OCPU & 24GB RAM のままのようです。

つまり、A1 インスタンスの Always Free Resource が、Free Tier アカウントと PAYG アカウントで共通では無くなったようです。

ただし、ドキュメントにはそう書かれていませんので不安があります。まだ以前の数値のままのものが残っています。

Price List の Notes: "The first 3K OCPU-hrs and the first 18K GB-hrs each month is free for Ampere A1 shape."

Cost Estimator: "Each tenancy gets the first 3,000 OCPU hours and 18,000 GB hours per month for free to create Ampere A1 Compute instances. This free-tier usage is shared across Bare Metal, Virtual Machine, and Container Instances."

PAYG アカウントのコンソールでは無料枠がどのくらいあるかは確認はできません。

今回 PAYG アカウント向けにコンソールに表示されるメッセージでは文言が曖昧で、Reddit ではみんな困惑しています。

"This update does not affect your paid resources, exisiting paid workloads or bill." というのは、時間あたりの使用料金は変わらないという意味でしょうから、影響が無いのは当然です。

無料枠が変更されたのに、時間あたりの使用料金の話をしています。この文章でユーザーが理解できると判断したのが不思議です。

PAYGアカウントのメッセージには Free Tier アカウントのメッセージにある「2 OCPU & 12GB RAM」が書かれていません。書かれていないので無料枠が変わらないと判断することもできます。まぁドキュメントではしっかり変わっているのですが…。

何にせよ、Oracle はユーザーに無料枠の変更についてしっかりした通知を送らない様子なので、突然使用料を請求される可能性があります。

Oracle の創業者ラリー・エリソンは大金持ちで、おそらくお金を払っていないユーザーには厳しい判断を下すでしょう。営利企業ですから。

Oralce はユーザーとコミュニケーションを取りません。Oracle にはアカウントを作れない人がたくさんいますが、連絡しても無視されるという報告がたくさんあります。

Oracle のサポートが「PAYG アカウントは以前の無料枠のまま」と言っても、サポートの回答が間違っていて、突然使用料を請求される可能性が拭い去れません。

そういうところも含め、PAYG アカウントでもインスタンスを 2 OCPU & 12 GB RAM かそれ以下にダウンスケールするのを視野に入れておいた方が良いでしょう。

4 OCPU ままだと使用時間が 7/15~16 あたりに 1500 hours に達しますから、その頃に使用料金が掛かるようになるかもしれません。

完全に無料にしようとして月の途中でダウンスケールする場合、起動しっぱなしなら 1 OCPU & 6 GB RAM などにしないと無料枠を超えてしまいます。

[追記 6/25]

Reddit のこちらの投稿では、PAYG アカウントで無料枠の縮小前に作られたインスタンスは、Terminate や Re-create をしない限り、無料枠は 4 OCPU & 24GB RAM のままだと回答がありました。

ここで言う「Re-create」はダウンスケールを含めないとのこと。

つまり、無料枠縮小前に作ったインスタンスを、無料枠縮小後に「4 OCPU & 24GB RAM」→「2 OCPU & 12 GB RAM」にダウンスケールした後に、再び「4 OCPU & 24GB RAM」にしても問題なく無料枠に含まれるとのこと。

Terminate してからインスタンスを新しく作るのはダメです。無料枠縮小前からインスタンスを作ってある人は Terminate せずにずっと取っておきましょう。

なお、この回答では Free Tier アカウントの人はどうなるか分かりません。

何度も書いていますが、公式のアナウンスが無いので本当かは不明です。

もしこの通りだったとしても、今後はどうなるか分かりません。Oracle の機嫌次第です。

[追記 6/21 ②]

Reddit のこちらの投稿では無料枠の変更前に作られたインスタンスに影響は無いというのがサポートの答えです。PAYG か Free Tier アカウントかは関係ないようです。

Oracle のサポートは回答者によって答えが変わって信頼できません。

Policy のアップデート云々と言っていますが、無料枠を変更したことを周知していないので気付いていない人の方が多いでしょう。こっそり利用料金を変えた状態です。

ということで、結局公式のアナウンスが無いとどうなるか分かりません。

Oracle が嫌われている理由が分かりますね。

[追記 6/21]

Reddit の投稿でシェアされたサポートの回答によると、新しい無料枠は、無料枠が縮小された後に新しくインスタンスを作る Free Tier アカウントに対して適用されるとのことです。

つまり、PAYG アカウントは影響を受けずこれまで通り 4 OCPU & 24 GB RAM の無料枠。

Free Tier アカウントで新しくA1インスタンスを作る場合に新しい無料枠が適用されるようです。

無料枠の縮小前に Free Tier アカウントで作られたA1インスタンスに関しては、そのまま無料枠の変更無しに使えるようです。

サーバーを Terminate して利用枠が 2 OCPU & 12GB RAM を下回ると、それ以降は 2 OCPU & 12GB RAM が適用されるらしい。

でも、公式のアナウンスでは無いので正確な情報か分かりません。公式なアナウンス無しというのが Oracle への不信感が高まります。

PAYG アカウントは無料枠の確認ができませんので、無料枠が 4 OCPU & 24 GB RAM あるのかすら分かりません。

[追記 6/19]

日本時間の 6/18 あたりに Oracle Cloud Free Tier の紹介ページも「1,500 OCPU hours and 9,000 GB hours per month」に変更されました。

Reddit で Oracle のサポートの回答がいくつか見られますが、回答に一貫性が無く曖昧です。無料枠の変更については Oracle のサポートは答えられないようです。

Oracle のサポートの回答は信頼できず、公式にアナウンスがないと変更の情報が確定しません。ただおそらく無料枠が半減することにはなりそうです。

半減というか、CPU が 1/2 でメモリーも 1/2 なので 1/4 でしょうか。

とりあえず様子見です。Oralce には早く公式にアナウンスして欲しいです。

Oracle Cloud Infrastructure (OCI) の Compute で、Ampere A1 インスタンスの Always Free の無料枠が突然変更されました。

無料枠が「4 OCPU & 24GB RAM」から「2 OCPU & 12GB RAM」へ半減

これまでは Ampere A1 は 4 OCPU と 24GB RAM が無料で使えました。

Oracle Cloud Free Tier | オラクル | Oracle 日本

Arm Compute Instance

Arm-based Ampere A1 cores and 24 GB of memory usable as 1 VM or up to 4 VMs

Always Free
3,000 OCPU hours and 18,000 GB hours per month

ですが、これが最近突然変更されたようで、ドキュメントがこっそり変わりました

Always Free Resources

Available Shapes

OCI Ampere A1 Compute instances (Arm processor): All tenancies get the first 1,500 OCPU hours and 9,000 GB hours per month for free for VM instances using the VM.Standard.A1.Flex shape, which has an Arm processor. For Always Free tenancies, this is equivalent to 2 OCPUs and 12 GB of memory.

Number of Compute Instances Available to Your Account

Depending on the size of the boot volume and the number of OCPUs that you allocate to each OCI Ampere A1 Compute instance, you can create one or two OCI Ampere A1 Compute instances, 2 OCPUs total.

つまり無料枠が半減され、「4 OCPU & 24GB RAM」から「2 OCPU & 12GB RAM」になりました。

ユーザーへの連絡無しにドキュメントがこっそり変更された

ドキュメントの変更に気付いたのは Reddit のユーザーです。ドキュメントの変更に気付いて Reddit に投稿

これは 6/13 の投稿で、少なくとも 6/5 までは無料枠は変わっていなかったとのこと。

現時点では OCI で A1 インスタンスを使っている人には Oracle から連絡が全く無く、ドキュメントが変わっただけです。

ドキュメント以外のページではまだ「3,000 OCPU hours and 18,000 GB hours per month」が Always Free だと説明されています

6/14 の時点の Oracle Cloud Free Tier より

果たして本当に無料枠が変更されたのでしょうか。

そこで、Reddit でみんながサポートに連絡し、変更されるのだと確認が取れました。しかも 6/15(たぶんアメリカ時間)からです。

New Free Tier Limits (confirmed by oracle support) : r/oraclecloud

Just had a longer conversation with oracle support, the free tier instances change for PAYG the same as for the Free Tier

So ARM its 2 CPUs and 12GB of Ram

and for AMD it stays 1 CPU and 1GB of Ram (cant cut that down I guess)

Billing will start from 15th on and the Always Free Tier will from then on show the new values.

So Free Tier Users will have their instance(s) shut down and PAYG User will get charged if they dont change their shape!

無料枠を超えると Free Tier のユーザーはインスタンスがシャットダウンされ、PAYG (Pay As You Go/従量課金) のユーザーは使用料を払わなくてはなりません。

Oracle の Cost Estimator で掛かる金額見てみますと、4 OCPU & 24GB の A1 インスタンスの実行に掛かる金額は $54.72 / 30日(31日間だと$56.54)で、そのまま使っていると今後は無料枠でその半分が賄えますが、残りの半分が請求されます。

なお、Cost Estimator は現時点ではまだ無料枠が「3,000 OCPU hours and 18,000 GB hours per month」で計算されてしまうので注意して下さい。

今回の件について Oracle は説明不足というか、説明を全くしていないのでユーザーが右往左往しています。本当に変わるのか疑わしいのです。

新しいユーザーにだけ新しい無料枠が適用されるのでは無いかと考えている人もいます。本当にそうだと良いのですが…。

既存ユーザーも無料枠が変わると考えた時、6月の無料枠が「3,000 OCPU hours and 18,000 GB hours per month」で、4 OCPU と 24 GB メモリーを 14日まで使うとすると、今月はその約半分を既に使用してしまっています。

6月の15日から「1,500 OCPU hours and 9,000 GB hours per month」に変更されたとして、今月の14日時点までの無料枠の使用分を考えると、今月は無料枠がもうほとんど残っていないのではないか…?

当然の疑問です。

これも Reddit のユーザーがサポートに訊いたようです。

https://www.reddit.com/r/oraclecloud/comments/1u4lzkk/comment/ore001i/

fallen6196:

So the 1500 cpu hours limit will reset on 15 and we have to decrease cpu and ram before that?

Upstairs-Bread-4545:

from the 15th it will take affect, if you change it before no harm done, thats what support told me

even if you had a 4cpu/24gb ram instance running till right now

一応サポートの説明では、新しい無料枠に変わるのは 15日からとのことで、15日になる前に 2 OCPU と 12GB RAM に変更すれば使用料が請求されないらしいです。

たぶんですが、今月の 15日から 30日は「1,500 hours × 16/30[日]」が残りの無料枠になるのではないでしょうか。つまり 800 [hours] ですね。

6月の 1~14日: 3,000 [hours] x 14/30 [日] = 1,400 [hours]

6月の 15~30日: 1,500 [hours] x 16/30 [日] = 800 [hours]

6月の無料枠の合計: 1,400 + 800 = 2,200

今月の無料枠の合計は 2,200 [hours] ぐらいになりそうです。

…でもさすがに無料枠が月の途中ですぐに変わるなんて事があるのでしょうか。

取り急ぎ、PAYGアカウントで OCI の A1 インスタンスを 4 OCPU & 24GB で使っていて使用料を払いたくない人はダウンスケールした方が良いです。

ただ Oracle からユーザーへ公的な説明が無く、サポートの回答も曖昧です。上の話も正確なのかちょっと不明瞭なので、使用料を請求されないために一番安全なのはインスタンスの停止ですね。

停止したインスタンスのリソース請求

標準シェイプ: インスタンスを停止すると請求が一時停止されます。ただし、停止したインスタンスは引き続きサービス制限数にカウントされます。

Oracle はお金をたくさん支払っていないユーザーにはサポートが悪く、しっかり対応してもらえないことが多いので自衛する必要があります。

PAYGアカウントで少しの金額が請求されても良い場合、6/17 あたりまで待ってみてコストがどう計算されるか確かめてからダウンスケールするかどうするか考えるのも良いでしょう。

元から A1 インスタンスをお金を払って使っている人は、無料枠が減ると値上げになりますね。お金を払っているユーザーにはさすがに連絡が来そうなものですが、連絡が届いたという報告がありません。

ダウンスケールする方法

ダウンスケールする場合のやり方を書いておきます。

OCI のWEBサイトを開き、起動しているインスタンス一覧のページを開きます。

起動している A1 インスタンスを選択して詳細ページを開きます。

OCI はデザインが頻繁に変わって分かりにくいのですが、現時点では右上にある「アクション」→「その他のアクション」→「編集」をクリック。

開いたページで下の方にあるシェイプ名の矢印「▶」をクリックすると、CPUとメモリーの設定が開かれます。

人によってインスタンスの構成は違うと思いますが、4 OCPU & 24 GB の人は、ここを 2 OCPU & 12 GB にします。

あとは下にある「変更を保存」を押すだけですが、設定を反映させるためにインスタンスがリブートされるので注意して下さい。

以前 A1 インスタンスの争奪戦をした人は苦い経験があると思いますが、コンソールからリブートしたときに Oracle のリソースが枯渇しているとインスタンスが起動しなくなります。

私は以前 Oracle から「セキュリティ・メンテナンスのためにインスタンスをリブートする必要がある。●月●日までに一度リブートをして欲しい」と連絡があってコンソールからリブートを開始したら、A1 インスタンスのリソースが枯渇していて再起動しませんでした。

その後また争奪戦に参加しました。数日で起動できたので良かったのですが…。

以前の話なので今は争奪戦は落ち着いたと思いますが、一応時間的に余裕を持ってリブートをした方が良いです。

今回はリソースを解放する方向の設定変更なのでたぶん枯渇は大丈夫でしょう。

今回の Always Free の無料枠の変更はユーザー側に非の無い急な変更ですが、早めに対応しましょう。

Nomeu / のめう
PCゲーマー

ゲームに没頭している時間は幸せ。

レビューとか良さげなセール情報とかを書いていきます。

コメントは X/Twitter にお願いします。

おすすめ