ストーリー

Costume Quest は Halloween をテーマにして作られた RPG。このゲームの主人公は兄妹二人。今日は Halloween なので、作ったコスチュームを着て早速隣の家へと "Trick or Treat?" をしに行く。扉をノックした後に人が現れると思ったらモンスターが現れ、兄妹一人を連れ去ってしまう。(連れ去られるのはゲーム始めに自分が操作キャラクターとして選んだ兄妹とは別の方。)

こうして連れ去られた兄妹を助けるためにモンスターを追いかけていくというストーリー。Halloween の夜、1日だけの冒険という感じで子供向けのファンタジーを思わせる。でも大人でも、Halloween により彩られた町のムードにワクワクでき、子供達がよくするような会話も懐かしんで楽しめる。日本でたとえるなら、町での夜祭りの雰囲気に近い。暗い中で暖かく光る祭りの提灯の光は、Halloween ではカボチャから溢れる灯。祭り独特のどこかワクワクする感じはこのゲームでも楽しめる。また、日本人としては Halloween の祭りには馴染みが無いので、Halloween の祭りを実際に行う国ではこんな感じなのか、というのも楽しめる。

純真な心の持つ子供だけが見える「妖精」のような感じで、このゲームに「モンスター」が出ているのかと思わせる場面もあるのだけど、どうやらモンスターは本物らしい。実際に存在する。モンスターが町に現れるという非現実的な現実で、主人公は頭良く警察に電話をできる。「モンスターが現れて兄妹をさらっちゃったんだ!」。すると警察は「はは、その手には乗らないぞ。Halloween だからね」と取り合ってくれない。自分たちだけで何とかするしか無い。ここは少しもどかしい。

戦闘

戦闘はシステムはそこまで難しくないのだけど、敵がちょっと強い。特に序盤はぎりぎりの戦闘になる事が多い。

戦闘はコマンドを選んで進めるシステムで、これは日本では馴染みが深い。このゲーム一番難しいのは実は戦闘中に表示されるボタンを押すこと。攻撃の際に「Y を押せ」などと表示され、1秒ほどの時間内にそのボタンを押さないとならない。これが難しい。私は PC ゲーマーなのでコントローラーでゲームをプレイすることはほぼ無いし、コントローラーを持つとかつてのスーパーファミコンの ABXY のボタン配置に慣れているので XBOX360 のコントローラーの ABXY の配置にかなり戸惑う。

ABXY の文字がダメなら、表示されるボタンの色で判断しよう! と思ってその方法をとってみたのだけど、今度は PlayStation のボタンの色の配置に捕らわれてしまう。結局、最終的には XBOX360 のコントローラーに慣れようと思い、ボタンの配置を頑張って記憶し、ゲーム中盤に慣れることができた。PC版の Costume Quest を購入したので、コントローラー操作からキーボード操作にしてしまうという手もあるにはあるのだけど、こういうゲームはやはりコントローラーでやりたい。

表示されるボタンを正確に押すのはこのゲームでは必須。間違えてはいけない。正確に押すと敵への攻撃ダメージが2倍になるし、敵からの攻撃のガード時にはダメージが 1/2 になる。なので正確にボタンを押せると戦闘がかなり有利になる。ゲームの前半では特にこれは必須で、正確に押せないと敵を倒せない状況も出てくる。戦闘を逃げるのは無条件でいつでもできるので、ゲームオーバーは全く心配しなくて良いのだけど。

Costume Quest という名前のゲームなのだから、コスチュームはもちろん登場する。コスチュームの設計図にある素材を全部集めると、そのコスチュームを作って着ることができる。コスチュームにはマップの移動の際のパズル要素を解くために使う、特殊な効果を持つものもある。例えば上から落ちてくるものをガードするコスチューム、辺りを光で照らせるコスチュームなどなど。戦闘中に使える特殊効果もコスチューム毎に違うので、戦闘を有利に進めるようにパーティー全体のコスチュームを選ぶ。他にもスタンプというアイテムもあり、キャラクター毎に戦闘の個性をあらかじめ選んでおく。

まとめ

ゲームはクリアするまで5~6時間ほど。DLC の Grubbins on Ice は2時間ほど。少し短い気もするのだけど、このゲームにはこのぐらいの時間が調度良いような気もする。長い RPG をやる気力は無いが、RPG の雰囲気を楽しみたいという人にはこのゲームは結構良いと思う。前半は会話と戦闘のバランスが良いのだけど、後半は戦闘が多くなり少し疲れる。

注意点は、会話が速く会話文が消えるのが早いこと。会話に音声は無く、文字だけでやりとりするのだけど、実際に Native の人が少し早口で話すくらいの速度で会話文が消えていく。

あと、ゲームをクリアした後のスタッフロール(credit titles) がちょっと面白かった。

スタッフロールと共に、スタッフの Halloween の写真が表示される。これには微笑んでしまう。

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About

Nomeu

ほとんどのジャンルのゲームが好きです。特に好きなのはRPG。「Xenogears」「クロノトリガー」「ペルソナ3、4」とか。ドラクエは「V」。主人公が「勇者」ではないところが好き。ビジュアルノベルは「STEINS;GATE」「Ever 17」「AIR」が好き。

どこぞの作曲コンクール最優秀賞受賞。好きなゲーム音楽は「愛のテーマ (FF)」「Heartful Cry (ペルソナ)」「夢の卵の孵るところ (Xenogears)」「凍土高原 (Kanon)」「夜の底にて (クロノトリガー)」「Theme of Laura (Silent Hill 2)」「Scarlet (みずいろ)」「bite on the bullet (I've)」など。たくさんありすぎてスペースが足りません。

ゲーム音楽以外だと「Ballet Mecanique (坂本龍一)」「月光 第3楽章 (L.v.Beethoven)」「水のない晴れた海へ (Garnet Crow)」「Angelina (Tommy Emmanuel)」「空へ… ライブ版 (笠原弘子/ロミオの青い空)」「太陽がまた輝くとき (高橋ひろ/幽遊白書)」「スカイレストラン (ハイ・ファイ・セット)」など。

Twitterのアカウントはありますがうまく扱えていません。Twitterでご連絡の際はDMだとメールが来て気付けます。