ポケットモンスター X

ポケモン初代しかプレイしたことがない私が最新版のポケモンXをプレイ。いろいろと進化していて感動。

オシャレ機能が充実

主人公の性別を選ぶ際に、なにやら外見がオシャレなので、もしかしたら着せ替えのようなシステムがあるかもと思って女性を選んだ。着せ替えるなら当然女性の方が良い。

オシャレ機能は私が想像したものより充実していた。帽子や服など一式を着せ替えられるし、ヘアスタイルまで変えられる。これは女性プレイヤーに配慮したものだと思う。こういう着せ替えは女の子でも興味があるはず。

ただ、ゲーム内の服などはお値段が高い。ゲーム序盤ではいろいろと買えない。このゲームではお金がどのくらい貯まっていくのか分からないけれど、いろいろとコーディネートしたいとなるとお金が足りなくなるような気もする。以前のポケモンではポケモン勝負以外にお金を貰えなかったと思うけれど、今作では何かお金を稼ぐ方法があるのかもしれない。

UI が綺麗

ゲーム画面が洗練されている。ボタンデザインがメタリックな印象を受けるもので高級感があって、色もぱっと見て判断がつきやすいようになっているのには感動した。この洗練されたボタンでゲームをプレイできるのは満足感が大きい。

また、このボタンは指で押せるように大きく作られている。このデザインは素晴らしい。よく考えられている。

3D は違和感が無い

3D で表現されるポケモンは違和感なく楽しめる。これは私にとって違和感が無いという意味だけではなく、プレイに支障がないように 3D の視点カメラがうまく移動するようになっている。視点に少しもどかしさがある時もあるけれど、ほとんど 2D のゲームであるかのように楽しめる。

大きい街、ゲーム内では1つの中心的な市街地に来たときにはその映像に思わず「おぉ」と声が出てしまった。かつてのポケモンでは考えられない視点。ここでは GTA のような視点で、バイオハザードのような操作方法になる。

見下ろし視点のポケモンしか知らなかったので、そこからの進化は凄まじい。3D 視点になってもできる限り見やすいように作られているのには非常に好感が持てる。

戦闘は少しテンポが悪い

かつてのポケモンよりは戦闘のテンポが良くはなっている。ただ、まだ戦闘に待ち時間が多く、攻撃のアニメーションは私にとってほんの少し長い。この「ほんの少し」が重要で、オプションではアニメーションを見るかオフかの二つしか選べないため、この「ほんの少し」を解消する方法がない。

アニメーションをオフにするのは、久しぶりにプレイするポケモンではさすがに勿体ない。でも、このアニメーションがテンポを悪くしている元凶。次のポケモンではアニメーションの速度をもっと早く表示できるようにしてもらえると嬉しい。

また、野生のポケモンとエンカウントする草むらはエンカウント率が高すぎる。数歩ごとにポケモンが出てくるため、草むらを意識的に避けて進むようになってしまった。

ポケモンの属性が多くて訳が分からない

いつの間にかポケモンの属性は種類が多くなってしまった。「五行相克」程度の数から、「フェアリー」「はがね」などの訳の分からない属性が増えた。それに属性を二つ持っているポケモンもいて、「特性」というシステムも追加され、戦闘システムが足し算ではなく、かけ算的に複雑になった。複雑すぎるという領域に差し掛かっている。

どの属性に何が有利か分からないため、戦闘が少し大変。戦闘では属性がかなり重要なのに、これをあまりゲーム内で説明しない。ポケモンの数を多くしたいなら属性を多くするしかないという考えは分かるけれど、属性の説明が十分でない。どの属性に何が有効か自分で確かめるという方法はもちろんあるけれど、時間がかかって面倒。

ポケモンと触れ合えるのは和む

ポケモンともっと触れ合えるようにしたのはうまい戦略。犬などのペットを飼おうというゲームが 3DS か何かであったと思うけれど、そのペットをポケモンに置き換えたシステム。ペット好きなユーザーも取り込もうというもの。タッチももちろんできる。

「スボミー」。

登場するポケモンはかわいいものもいるし、このシステムがあるのは良いと思う。ポケモンがより身近に感じられ、現実の世界でぬいぐるみなどが売れるかもしれない。現にピカチュウ関連グッズは売れている。ピカチュウに続くヒットを生み出したいところ。

私のお気に入りは今のところスボミーというポケモン。見ているだけで和む。

細かな配慮が素晴らしい

漢字表示もできるし、移動速度が初めから速いし、「がくしゅうそうち」が早めに貰えるのも嬉しい。こういう細かな部分が本当によく考えられている。

「がくしゅうそうち」というのは戦闘での経験値を戦闘に参加していなかったポケモンにも分配するというアイテムで、初代からこのアイテムがあったものの、ゲームでの登場が遅かった。

そのため序盤では、レベルが低いポケモンや攻撃できないポケモンは戦闘の始めに出し、すぐに強いポケモンに切り替えて経験値を分配するという手順が必要だった。これが面倒で時間がかかる。1回や2回なら良いけれどそれが何度もとなると非常に面倒だった。この面倒さを今作ではかなり早めに解消させてくれる。

他にも、小さな子供に話しかけるときに主人公が少しかがむのには感動した。芸が細かい。ポケモンを捕まえても経験値が貰えるようになったのも良い。

ストーリーは訳が分からない

ポケモンのストーリーは私には理解不能。もう諦めている。ポケモンを持ったら旅に出ないといけない雰囲気もよく分からないし、街の子供が言う「ポケモン欲しいなぁ。ポケモンがいればどこにでも行けるのに」という言葉も意味が全然分からない。主人公の父親がいないのも分からない。初代もいなかったような…。

パソコンの接続先が何なのか分からないのに、そこにポケモンを預けているのも意味不明。これは初代からそうなのだけど、人のパソコンにポケモンを預けるのは、今やもう時代には合わない。個人情報やセキュリティに気をつけなければならない今、これは教育的に良くない。

おわり

全体的にはかなり優れたゲームだと思う。特に UI などの戦闘システムには直接関わりのない部分への配慮は素晴らしい。さすが世界的に人気になったゲームなだけある。開発費も多く掛けられるのだろう。

ペット機能やミニゲームもあって、手広くやっているなという印象もある。多角経営を始めたそば屋みたいな。「カレーもあるし、ラーメンもやってるよ」。種を植えて木の実を収穫したり、細かな要素がいろいろあってよく分からない。本当にそれが必要だったかは問われそう。

ちょっと気になるのは、ポケモンの戦闘で金銭のやりとりがあるところ。これでお金を稼ぐのだけど、ちょっと賭けに近いような気もする。戦闘で負けたらお金を払わないとならないのは意味が分からない。子供からなけなしの数百円を取るのはどうなの?

現実的な「お金」という表現をそろそろ止めて、ジェムなりクリスタルなり他のファンタジーな通貨を登場させた方が良いかもしれない。野生のポケモンとの戦闘でお金が手に入るようにするのも良いと思う。ポケモンは倒しても「死んだ」と表現しない。それを推し進めて「お金」もちょっと変えた方が良いと思う。

ポケモンは長そうなのでクリアできるか分からない。戦闘がどうも時間がかかって困る。

ポケットモンスター X

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About

Nomeu

ほとんどのジャンルのゲームが好きです。特に好きなのはRPG。「Xenogears」「クロノトリガー」「ペルソナ3、4」とか。ドラクエは「V」。主人公が「勇者」ではないところが好き。ビジュアルノベルは「STEINS;GATE」「Ever 17」「AIR」が好き。

どこぞの作曲コンクール最優秀賞受賞。好きなゲーム音楽は「愛のテーマ (FF)」「Heartful Cry (ペルソナ)」「夢の卵の孵るところ (Xenogears)」「凍土高原 (Kanon)」「夜の底にて (クロノトリガー)」「Theme of Laura (Silent Hill 2)」「Scarlet (みずいろ)」「bite on the bullet (I've)」など。たくさんありすぎてスペースが足りません。

ゲーム音楽以外だと「Ballet Mecanique (坂本龍一)」「月光 第3楽章 (L.v.Beethoven)」「水のない晴れた海へ (Garnet Crow)」「Angelina (Tommy Emmanuel)」「空へ… ライブ版 (笠原弘子/ロミオの青い空)」「太陽がまた輝くとき (高橋ひろ/幽遊白書)」「スカイレストラン (ハイ・ファイ・セット)」など。

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