『Poker Night at the Inventory』レビュー - 事実上のクリア
カードゲームをやりたくなって、寝かせておいた Poker Night at the Inventory を事実上のクリア。このゲーム内で手に入る TF2 のアイテムを全て手に入れた。
Texas Hold'em というルールは私にとっては馴染みの無いものだったのだけど、このルールは一度分かると面白くなる。ルールを簡単に言うと、最初に各プレイヤーに2枚のカードが配られ、その後は全プレイヤー共通のカードが次第に配られていくというもの。自分の持っている2枚と、場に出された共通のカードを見て、それらのカードの中から自分の手の役が決まる。
そして場に賭ける金額は上げられるので、自分の役が良い時は強気に出たりできる。賭け金を上げる(Raise) というのは、確実に勝てる時に使っても良いのだけど、どちらかというとハッタリに使う事が多い。ゲームの始めの辺りでどかっとでかい金額を賭けると、周りの人たちが勝負を下りる。勝負を下りても場に出されたお金は戻らないので、ハッタリが通ればそれらを貰える。
これは勝っていてお金をたくさん持っている時に結構使える。周りの人はあまりお金を持っていないので、金にものを言わせて、無理矢理に勝負を下りさせられる。Poker Night at the Inventory では Team Fortress 2 のヘビーがハッタリをよく使ってくる。逆に Tycho はかなり堅実な手を使う。私とプレイスタイルが似ていたので、なかなか面倒な相手だった。Tycho はカードが悪い時はすぐに勝負を下り、勝てる時にはどかっと Raise してくる。Tycho が Raise した時はかなり良い手の事が多いので、下りた方が賢明。
ポーカーというカードゲーム自体は面白いのだけど、このゲームは会話がゲームの途中に入ってきてしまうので、それらにゲームが中断されてしまう。右クリックを押すと会話の一文をスキップできるのだけど、中断されることには変わりは無い。会話を BGM の様にして再生してくれれば、ゲームを中断すること無くプレイできて快適だったことだろう。でも、定価 $5 分は楽しめた。
手に入れた TF2 アイテムは、TF2 ではほとんど要らないものだった。メガネっぽいのを無理矢理掛ける程度だと思う。先のサマーセールでサングラスを手に入れたので、このメガネっぽいアイテムもあまり魅力は無い。でもゲーム中に、他のゲームで使えるアイテムが手に入るというのは結構モチベーションが上がる。これはゲームを買わせるにはうまい手法だね。