今までのマウスとは違った何か新しい無線のマウスが欲しかったのだけど、なかなか良いマウスが見当たらなくて困っていた。そんな時、Microsoft から新しく発売された "Sculpt Ergonomic Mouse" が目につき、購入した。

マイクロソフト ワイヤレス 人間工学デザイン 高精細読み取りセンサー Sculpt Ergonomic Mouse

私が今まで買ってきた人間工学デザインや生体工学デザインなどのマウスはそこまで楽なものでは無かった。しかしこのマウスは握ってみると手首が随分楽なことに気付く。

このマウスを握った時の手の状態

机の上に手を置く時、人間が楽な手の置き方は手の小指側の面を机に付ける置き方。チョップの形というか。机の前で椅子からすっと立ち上がって楽な姿勢をして、そのまま手を前に出して座ってみると分かり易い。たぶん小指側の手の面が下になっていると思う。手のひらを机の上に置くとすると、そこから手首を90度ひねる必要がある。

このマウスはその小指が下になるような楽で自然の状態でマウスを持てる。少し手首をひねる必要はあるけれど、従来のマウスより手首がすごく楽。説明書にも小指を机に付けてからマウスを握れと書いてあり、持ち方を気遣っているのが分かる。感覚的には手は机から45度くらいの角度になる。

マウスのサイズは私は思ったよりも小さかった。サイズは小さめのハンバーガーぐらいだろうか。この持ち心地は何かに似ているなと思い、それが何かを考えていると、トラックボールマウスに似ているかもと思えた。Kensington の Expert Mouse を操作している時の手の感じ・角度と近いものがある。ただあちらは操作方法が全然違うので操作については別物。

ケンジントン ExpertMouse

マウスのクリックについては普通。ゲーミングマウスからするとちょっと深めなクリック。ホイールは軽い。Logicool の MX518(G400) によく似ている。ゲーム用に買ったわけでは無いけれど、忙しいゲームをしなければ特に問題はないと思われる。ホイールが軽いとホイールクリックがしにくいことが多いけれど、このマウスは今までのマウスと持ち方が違うので意外と問題無くホイールクリックできる。

今までのマウスは机を指で押すように垂直方向にクリックをしていたけれど、このマウスは拳(こぶし) を握るようにしてクリックが出来る。ハンバーガーに手を載せてぎゅっと握ってクリックする感じ。これもこのマウスの操作の楽さに影響している。もしかすると握ってクリックする際に誤作動をさせないためにクリックを少し深くしてあるのかもしれない。

LOGICOOL パフォーマンス オプティカルマウス G400

ただ、サイドボタンはあまり褒められない。このマウスには Windows ボタンというキーボードについているあの「Windows キー」のボタンがついている。キーボードについているそのボタンはエクスプローラーを表示するためなどのショートカットに使えるけれど、マウスにこのボタンがついていても何に使ったら良いのか分からない。

この Windows ボタンに他のボタンを割り当てできたら良いのだけど、それは出来ないようだ。その Windows ボタンの下にサイドボタンがもう一つ付いている。これは「戻る」ボタン。私はマウスにはサイドボタンは2つは欲しいけれど、Microsoft のマウスはサイドボタンが無いものが多い。このマウスに1つでもサイドボタンが無ければこのマウスを買わなかったと思う。しかしこのボタンは押しにくい。へこんでいるボタンを押すような感覚で、強めに奥に押さなければならない。誤ってクリックしてしまうことは無いのは良いけれど、戻るボタンを多用する人には少し不便だろう。

あとは少し重いこともマイナス。電池を2本入れておかねばならないので、当然有線マウスよりも重くなる。なのでマウスの持ち上げが少し億劫。電池を1本にしても動くのかと試してみたらダメだった。マウス裏の電池を入れる場所は、ふたが磁石なのでストッパーが無く、もの凄く開けやすくて感動ものだったけれど、重いのは擁護できない。

なおマウスの裏、机に接する側、には中に USB レシーバーをしまっておける。こういうのは有り難い。レシーバーの収納は今や当然になりつつあるデザインではあるけれど、有り難いのには変わりない。

今まで使ってきた無線マウスと比べて

全体的に操作が楽で無線なので、Sculpt Ergonomic Mouse をすぐさま気に入った。今後このマウスを使っていこうと思う。ただ、今までで一番良かった無線マウスは今は無き MX 1000。Logicool が出す大きいマウスが私には持ちやすいようで、その系統の MX-R や M950 もたぶん持ちやすいと思うけれど、価格がちょっと高かった。マウスに1万円はどうなのだろう。今は価格は下がっているけれど。

LOGICOOL ワイヤレス レーザー式 10ボタン M950

あとは M705r。MX-1000 よりは小ぶりだけど持ちやすくてこれは長く使っていた。

LOGICOOL ワイヤレス レーザー式 8ボタン M705r

M705r も Logicool の高速スクロールを使える。しかし、高速スクロールと通常のスクロールを切り替えるボタンが脆く、早めに使えなくなってしまう。それさえ無ければかなり良いマウスだと思う。

大きいマウスが持ちやすいのは分かっているのだけど、実は Microsoft のゲーマーには有名な IntelliMouse Explorer 3.0 も大きい。縦に長いので「大きい」。しかし私には縦の長さでは無く、手のひらの部分の高さが高い為に大きいマウスが持ちやすい。Sculpt Ergonomic Mouse はその部分はかなり高いの随分楽だ。

マイクロソフト オプティカル マウス IntelliMouse Explorer 3.0

マウスのホイールは壊れやすいので、以前はタッチマウスという、スクロールがホイールで無いマウスも買ったことがある。しかしこれは失敗だった。Logicool からも似た製品が出ているけれど、タッチで操作するマウスはまだ技術が追いついていない。スクロールを指の感覚で行えること自体は良いけれど、マウスがそれをうまく読み取ってくれない。少しだけスクロールをしたい時はもの凄く神経を使うし、時間が掛かる。それにホイールクリックがしにくい。結局、普通のマウスの方が操作が楽で良いという結論に至った。将来的にはタッチマウスに切り替わっていくと思うのだけど、現状ではまだまだ先のことのように思える。

マイクロソフト ワイヤレス ブルートラック マウス Explorer Touch mouse

以前は FPS をもっとプレイしていたので、ゲームにも使えて無線のマウスが欲しいと思い、Microsoft Sidewinder X8 を買ったこともあった。しかしこのマウスは低い。クリックの場所のマウスの高さが低いので、机と同じくらいの位置まで指先が下がり、机を指で押しているかの如き感触。それに重かった。無線時にはラグも気になるし、やはりまだゲームもできて無線でもあるというマウスは作れないようだ。この Sidewinder X8 はもう販売されていない。

Sculpt Ergonomic Mouse は使えるサイドボタンが1つしか無い事と少々重いことがマイナス点ではあるのだけど、他は特に気にならなず、持った時の楽さはかなりの利点。それに外見がちょっと変わっていて格好いい。まん丸のマウスでなんだか愛着が湧く。本能的なものだろうか。

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Nomeu

ほとんどのジャンルのゲームが好きです。特に好きなのはRPG。「Xenogears」「クロノトリガー」「ペルソナ3、4」とか。ドラクエは「V」。主人公が「勇者」ではないところが好き。ビジュアルノベルは「STEINS;GATE」「Ever 17」「AIR」が好き。

どこぞの作曲コンクール最優秀賞受賞。好きなゲーム音楽は「愛のテーマ (FF)」「Heartful Cry (ペルソナ)」「夢の卵の孵るところ (Xenogears)」「凍土高原 (Kanon)」「夜の底にて (クロノトリガー)」「Theme of Laura (Silent Hill 2)」「Scarlet (みずいろ)」「bite on the bullet (I've)」など。たくさんありすぎてスペースが足りません。

ゲーム音楽以外だと「Ballet Mecanique (坂本龍一)」「月光 第3楽章 (L.v.Beethoven)」「水のない晴れた海へ (Garnet Crow)」「Angelina (Tommy Emmanuel)」「空へ… ライブ版 (笠原弘子/ロミオの青い空)」「太陽がまた輝くとき (高橋ひろ/幽遊白書)」「スカイレストラン (ハイ・ファイ・セット)」など。

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