以前気になった Crayon Chronicles をプレイ。ポップな感じのローグライクゲーム。

New Game を選ぶと自分のキャラクターのほかに3人のお友達まで作らせられる。「最初から仲間を引き連れてぞろぞろとプレイするゲームなのか、凄そうだ」と思ったら、開始直後にお友達は敵に捕らわれたと分かる。何のためにお友達を作ったのだろう…。プレイヤーがゲームをプレイする動機付けだろうか。まあ後で仲間になるのかもしれない。

画像二枚目がゲームの説明画面。

プレイしてみるとシステムに色々と目につく部分があるものの、ゲームとしての出来は悪くない。画面右側に常に装備アイテムなどが表示されている。画面右上が装備アイテムで、右下がちょっと特殊なので説明しておきたい。Qキーの部分が遠距離武器で、これは使用回数があるものの敵を攻撃すると徐々に使用回数が回復してまた使える様になる。この遠距離武器がこのゲームの大きな特徴で、使いこなさないとならない。

Eキーは特殊能力(skill) で、たとえば敵を混乱させるもの、敵の攻撃命中力を落とすものなどがある。「混乱の巻物」など同じようなものと捉えると分かり易いはず。こちらは敵を倒すことで使用回数が回復する。これらの遠距離武器と特殊能力のアイテムは道中に落ちている。他の項目、WASD キーは通常の一度使ったらなくなるアイテムを置いておく場所。4種類しか同時に持てない。

プレイを開始した直後は、遠距離攻撃と特殊能力が良く分からなかったので戦闘がきつかった。しかし、説明を思い出して使ってみると、これらのシステムを使わなくてはたぶんゲームをクリアできないようになっていると感じた。このゲームは難易度がかなり高いと思う。

ゲームの難易度が高くなっているのは、大きくは回復システムに依る。不思議なダンジョンなどのローグライクゲームに慣れていると、足踏みすると体力が回復すると思うだろう。でもこのゲームでは回復するのは次の通り。

  1. ダンジョン内で新しい部屋(区割り) に入った時。
  2. 敵にクリティカルヒットした時。
  3. 回復アイテムを使った時。

部屋の移動で回復するというのが少し分かりにくいかもしれない。トルネコでも何でもローグライクゲームを思い浮かべて貰うと、ダンジョン内は部屋と部屋が通路で繋がっていたのを思い出せると思う。このゲームではそういった区切りへ移動する時に体力が少し回復する。例えば、部屋から通路、通路から部屋、というタイミングで。このゲームには通路があまりないので、部屋から部屋という回復タイミングが多い。また、回復は未知の場所でしか発生しないので、一度通った場所では回復はできない。

足踏みでの回復が出来ないので部屋の中で連続戦闘があるとかなりきつい。逃げて体力を回復することが出来ないので、敵から逃げる意味がほぼ無い。体力が減っている時に敵と対峙した時、回復アイテムが無いなら一か八か敵を攻撃してクリティカルが出るのを期待するか、次の部屋に移動して体力を回復するかになる。未知の部屋には敵がいることが多いので、次の部屋に移動するのはあまり良い方法では無い。

このゲームでは敵が多いので、私は「クリティカルヒット発生率」を上げる方向でゲームをプレイした。この部分が他のゲームと違っていて面白いと思った。レベルアップ時にステータスに2ポイントを振り分けられるのだけど、その時に Luck(運) を上げれば良い。普通のゲームでは軽視されがちな「運」というステータスに自らポイントを振り分けようと思ったのはこのゲームが初めてかもしれない。

このゲームではどのステータスも重要で、ステータスを割り振るのが面白い。ステータスを上げる主な理由は体力を温存すること。Luck に沢山ポイントをつぎ込んでも良いし、敵の攻撃を避けて体力を減らさない方向に持って行っても良い。どちらにせよ必要になるのは AIM(命中力)。ただこれは装備アイテムで補えることもある。こんな感じでステータスをどうするかはこのゲームの重要な要素。

ストーリーは軽く一応ある。私は一つのステージをクリアした後、次のステージに進んだところで死んだ。このゲームの厳しい部分がこの時に分かった。1ステージクリアして、ここがチェックポイントだろうと思って次のステージで安心して死んだのだけど、続きからのセーブデータが無い。つまりプレイヤーはその命一つですべてのステージを立て続けにクリアしなければならないようだ。コンティニューが出来るとは思ってはならない。

私としては、私が死んだステージで敵が弓矢で遠距離攻撃をしまくってくるのが気にくわない。しかも、攻撃のラインがおかしいので公平さが無い。プレイヤーは弓矢を使う時は、斜めを含む八方向の直線にしか攻撃できない。しかし敵は将棋に例えると桂馬のタイルにも攻撃できるようで、攻撃を食らわずに近づけない。しかも敵は動かないので、こちらが攻撃を食らって近づくしか無い。体力が重要なこのゲームで、必ず敵に攻撃のチャンスが発生するデザインはいかがなものかと思う。

上で特殊能力を使わないとゲームをクリアできないかもと書いたのは実はこのデザインがあるからで、この時には特殊能力によって敵を混乱させたり、命中力を落としてから敵に近づくという戦法になる。ただ特殊能力は一度使うと敵を何体か倒さないと回復しないので、この戦法が使える場面の方が少ない。結果、敵の遠距離攻撃で体力がかなり減らされる。

もう一度プレイしようと思うけれど、本当に最初からのプレイになるのはモチベーションが下がる。チェックポイント方式で途中までのセーブは欲しかった。

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Nomeu

ほとんどのジャンルのゲームが好きです。特に好きなのはRPG。「Xenogears」「クロノトリガー」「ペルソナ3、4」とか。ドラクエは「V」。主人公が「勇者」ではないところが好き。ビジュアルノベルは「STEINS;GATE」「Ever 17」「AIR」が好き。

どこぞの作曲コンクール最優秀賞受賞。好きなゲーム音楽は「愛のテーマ (FF)」「Heartful Cry (ペルソナ)」「夢の卵の孵るところ (Xenogears)」「凍土高原 (Kanon)」「夜の底にて (クロノトリガー)」「Theme of Laura (Silent Hill 2)」「Scarlet (みずいろ)」「bite on the bullet (I've)」など。たくさんありすぎてスペースが足りません。

ゲーム音楽以外だと「Ballet Mecanique (坂本龍一)」「月光 第3楽章 (L.v.Beethoven)」「水のない晴れた海へ (Garnet Crow)」「Angelina (Tommy Emmanuel)」「空へ… ライブ版 (笠原弘子/ロミオの青い空)」「太陽がまた輝くとき (高橋ひろ/幽遊白書)」「スカイレストラン (ハイ・ファイ・セット)」など。

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