Dishonored をプレイ。スニーク系のゲームなので Hitman: Absolution とどちらを買おうか悩んだものの、どうしても Hitman シリーズに興味が湧かないのでそちらは避けた。Hitman は安いけれど。

まずは軽くこのゲームのストーリーを書いておきたい。女帝のガードマンをしていた主人公が人払いをさせた女帝と話している最中に女帝が殺されてしまい、さらに女帝の娘が連れ去られ、後から来た側近達がその状況を見て女帝を殺した罪で主人公を牢獄へ。処刑の日が近づく中、「友人」という者から牢屋の鍵を貰って脱獄、彼らの拠点へたどり着く。主人公は女帝に忠誠を誓っており、女帝を殺した者を追い詰めようと彼らに協力する。

ストーリーは後継者争いが今のところメイン。主人公を助けた人達は女帝に忠誠を誓っている人達で、彼女の娘を王座に就かせたいようだ。対して主人公を殺そうとした人達は自分が政治を牛耳りたい。実のところ、この両者は主人公が女帝を殺したのでは無いと知っていて利用している。私は「両者が」主人公を利用しているだろうと考えているけれど、深読みしすぎかもしれない。一方、主人公の「復讐」への言及は少ない。「無実を晴らす」というような話も無い。主人公は喋らないので主人公の考えは分からず、主人公をそっちのけで話が進むのでちょっと違和感はある。

ゲームはスニーク系。そこまで取り立ててユニークなところは無いと思う。少し特徴的なのは「魔法」のような力を使える点。10メートルぐらい瞬間移動したり、上の2枚目の画像のように壁越しに色々と知覚したり。インターフェースも綺麗だし、アクションの操作性も悪くなく、満足感がある。全体的に良く出来ているが飛び抜けて秀でたところが無い、という評価にはなってしまう。

1枚目:「魔法」スキル取得画面。
2枚目: ゲームのオプション画面。FOV が変えられるのは良い。最高は 110 でちょっと珍しい。

操作性は BioShock に近いと思う。ゲーム画面やオブジェクトのモデルも BioShock に似ている。さらに食べ物を拾って食べて体力を回復するのも似ている。それを食べる音も似ている。食べ物をストックできないところも BioShock みたいだ。「魔法」スキルも BioShock と似ている。もちろん左手で発動させる。

不思議な場面

先ほど「操作性は悪くない」と書いたけれど、1つだけ不思議な場面があった。

上が問題の場面。「走っている最中にしゃがみキーを押せ」。走るには移動キーと SHIFT キーを押し続けなくてはならず、しゃがみは Ctrl キー。どうやって同時に押すのか分からない。私は SHIFT キーには小指が乗っており Ctrl キーを押す指が無い。たまにこの操作をさせるゲームがあるけれど毎回不思議に思っている。開発者は片手に指が6つあるに違いない。

このゲームの疲れるところ

このゲームは目的の建物への侵入ルートが複数ある。下の画像を見て貰うと分かり易いはず。

パズルの解法が複数ある、という聞こえは良くて、私もこれは良いと思う。でも、問題は侵入ルートの長さと、重要なアイテムが各侵入ルートに散らばっていることにある。

私がクリアしたステージでは、敵の拠点に侵入する際に、地下を通るか、正面から突っ込むか、裏から回るかの3通りあった。各侵入ルートがなかなかの長さ。上で書いた「魔法」すなわちスキルを覚えるためには Rune というアイテムが必要で、このアイテムは欲しい。スキルは全部が便利なのでたくさん覚えていた方がもちろん有利だ。さらに Bone Charm という装備アイテムもあり、これは装備時に特殊能力を与えてくれる。

この2種類の重要アイテムが各ルートに散らばっているため、全部欲しいとなると引き返して各ルートを探索しなければならない。「うわー面倒だ」と思いながら、どのくらい面倒かを確かめるために全部集めるプレイをやってみた。…これは時間が掛かる。本来はリプレイ性を高める為にこうしていると思うけれど、私は1プレイしかしないのでできる限りのアイテムを集めて進みたい。

ステージのリザルト画面もある。1ステージが長いのに、後から「アレを取っていません」と言われる苦痛が存在する。こういうコレクション要素は重要なアイテムではやって欲しくなかった。お金は頑張って集めたのに 1000 も拾っていないのは驚きだった。

ステージ中にたくさんアイテムが散らばっており、時間が掛かってしょうが無いのでプレイスタイルを変える必要がある。

  • 他のルートの Rune と Bone Charm を諦める。
  • (敵を「殺す」。「敵を殺さない」実績は諦める。)
  • 「ステージ中に敵に見つからなかった!」という実績も諦める。
  • マップ中に落ちているアイテムを全部探して拾っていくのでは無く、Rune と Bone Charm に集中する。

Rune と Bone Charm があれば有利にゲームを進められるけれど、無くても何とかなる。他のルートを諦めよう。敵を「殺す」というのは、敵を気絶させる手段があるけれどこれをするとその敵を隠す時間が掛かるため、殺してサクッと終わらせる。本来は敵を殺したとしても死体を隠さないといけないけれど、私は死体を灰にして消すスキルを取ったので殺すと死体が消える。でも「殺す」ことを行おうとしたら、これはあまり良い結果をもたらさないと良いタイミングで釘を刺されてしまった。

このゲームを買う前にレビューをいくつか見て、楽しいけどクリアまで短いと書かれていたのに、私は1ステージクリアするのも時間が掛かって大変だった。たぶんクリアが速い人はマップの探索をしていないのだろう。目的の場所へ直線的に行けば確かに速くクリアできる。

最後に

Dishonored を Mark of the Ninja と比べると、私は Mark of the Ninja の方が楽しかったと思う。このゲームは 3D で 2D よりもリアルだけど、Mark of the Ninja は手軽で画面が見やすく、敵を殺したときの気持ちよさがあった。それにステージが長くないので気軽だ。

今はまだ1ステージ目なのでもう少しすればゲーム性が変わるかもしれない。それにストーリーも面白いかもしれないので、最後までプレイしてから Mark of the Ninja ともう一度比べてみようと思う。

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Nomeu

ほとんどのジャンルのゲームが好きです。特に好きなのはRPG。「Xenogears」「クロノトリガー」「ペルソナ3、4」とか。ドラクエは「V」。主人公が「勇者」ではないところが好き。ビジュアルノベルは「STEINS;GATE」「Ever 17」「AIR」が好き。

どこぞの作曲コンクール最優秀賞受賞。好きなゲーム音楽は「愛のテーマ (FF)」「Heartful Cry (ペルソナ)」「夢の卵の孵るところ (Xenogears)」「凍土高原 (Kanon)」「夜の底にて (クロノトリガー)」「Theme of Laura (Silent Hill 2)」「Scarlet (みずいろ)」「bite on the bullet (I've)」など。たくさんありすぎてスペースが足りません。

ゲーム音楽以外だと「Ballet Mecanique (坂本龍一)」「月光 第3楽章 (L.v.Beethoven)」「水のない晴れた海へ (Garnet Crow)」「Angelina (Tommy Emmanuel)」「空へ… ライブ版 (笠原弘子/ロミオの青い空)」「太陽がまた輝くとき (高橋ひろ/幽遊白書)」「スカイレストラン (ハイ・ファイ・セット)」など。

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