このゲームは私にとってかなり斬新だった。登場する動物やキャラクター達に形容詞を付けたり、自分で言葉を入力してアイテムを出したりしてパズルを解く。スクリーンショットと一緒に説明してみたい。

まずは「PIG」のサイズを大きくするために「Adjective(形容詞)」を好きな様に付けてみよう。意外とこれが難しかったりする。私が一番に浮かんだ単語は「MONSTROUS」。

これを入力したら怒られてしまった。そういえば確かに「Huge」なんていう形容詞もあったっけ。これを入力すると下のようになる。

こんな感じにして、このゲームは言葉のパズルを解く。上ではチュートリアルだったので Huge を使えと怒られたけれど、本来は自分の好きなように言葉を使える。ゲームが単語を認識できればそれがゲーム中で実現される。

上は木の上で動けなくなってしまった猫を助ける場面。たぶん助け方はいくつかある。私はここで「Wings」と入力して羽を出現させ、猫に取り付けた。これでもパズルを解けた。梯子を作り出したりしても良いだろうし、考えが柔軟な人はもっと面白い答えを思いつけるかもしれない。木に対してアクションを行えるか分からないけれど、木に対して何か働きかけるという手段もあるかも。上の場面では猫が下に降りて来られれば何でも OK。

ところで、このゲームでは様々な有名キャラクターを出せると確かどこかに書いてあった気がするので色々試してみた。

「Batman」はダメな様子。では他に思いついた BioShock の 「Big Daddy」は? 何か登場したけれど…うーん。確かにこれは Big Daddy だ。うん、確かに合っている。

「Walking Dead」はなかなかのキャラクターが登場した。でも他にはアメリカとかで有名なキャラクターが思いつかないので、どういうキャラクター名が使えるか Google で検索。するとどうやら「Mario」がいけるらしい。しかし入力してみたけれど登場せず、どうやら Wii U 版でないと出てくれないらしい

でも「Nyan Cat」は出るらしい。

おお出た! …のは良いけれど、何というか子供みたいな楽しみ方をしてしまったような気がする。ともかくこのゲームでは自分の好きな物を言葉で作り、形容詞を付けて変形させられる。自分の思いつくままに世界に働きかけられるのはかなり良いと思う。まさにサンドボックスで、特に子供にとっては面白いゲームになりそう。想像力と創造力が伸びる。

ただ語彙力が無いとちょっと難しいかもしれない。このゲームではパズルが難しい場面があり、どのような形容詞を付ければ良いのか、またはどのようなオブジェクトを作れば良いのかよく分からないこともある。「海に捨てられている有毒物質をもっと良い方法で処理せよ」は難しかった。この場合何をすれば良いのか考えさせられるのは良いけれども、私は「化学物質や細菌を使って分解するのか?」などと夢の無い答えしか出なくて困った。

このパズル問題が難しく感じる人は英語圏でもいるらしく、検索するとすぐに答えが出てきた。うーんなるほど。最強の形容詞が存在している。そ、それで良いのか…。

しかし通常のパズルは解答の幅が広くて面白い。上の場面では、1枚目の画像の下にある文章がパズルで、手術のために使える物を渡せば良い。この場面では比較的何でも答えになるはず。私は「Knife」と入れて反応を楽しんだ。想像通りの出来事が起きて満足。それが4枚目の画像だけど、ナイフを持った医者に患者が怯えて逃げている姿が、私の紫髪のキャラクターの後ろに隠れてしまって分かりにくくなっている。とりあえずこんな風にしても楽しめる。間違えて何かがおきてしまっても世界はリセットできるので何度でも色々と試せる。

ではここで難問を一つ出しておこう。

"I'm ready for a new school to move in!"

この生物に対して言葉で何か行う。ヒントが「I'm ready for a new school to move in!」。分かるだろうか? 言葉で何か物体を作るか、形容詞をこの "Anemone Stinkhorn" に付けてパズルを解く。

実を言うと私には答えが分からなかった。色々と試してダメで、悩んだ末に Google で検索するとゲームのタイトル名を入れた時点で Suggestion で真っ先にこのクイズの文章が出てきた。みんなこの問題には苦戦していると思われる。このクイズを解けない人が問題文を検索してしまう前に、私がその前段階のヒントを出してみる。「School」は「学校」では無い。なんて難しい問題なのだろう。

数時間ほどプレイしたけれど、クリアまでまだまだ先が長そう。ここまでのプレイでは悪いと感じるところがほとんど無かった。…いや、私は PC 版なので Wii U 版で出せるマリオを出したかった。PC 版でもマリオを出せれば良かったのに。まぁ Nintendo のキャラクターはやはり Wii U 限定で出た方が良いだろう。Nintendo への愛を強めるためにも。

Wii U というと、このゲーム機ではキーボードを使っている人を見たことが無い。このゲームはキーボードを使わないと、ゲーム内のキーボードパレットのキーをポチポチ押して文字を打つことになるので面倒臭そう。このゲームは 3DS 版などもあるようで、確かにそういった携帯ゲーム機でのプレイの方が合っているように思える。タッチパネルなら文字を打つ煩わしさも少なくなる。ゲーム内に辞書も入っているので、推測変換的にそれを使えば便利だろう。

このゲームの日本語版が出ればかなり面白そう。このゲームのアイデア自体は日本でも出てきそうなものだけど先を越されてしまった感がある。一応検索してみたところ、なんと既にこのゲームは日本語版が出ているようだ。

うまくゲームを説明している。それに文字を書いて認識させるのは良い入力方法。でも、アマゾンのレビューをちょっと見てみると「難しい」という言葉が目に付く。確かにパズルには「答え」が存在するわけで、ゲームの開発者とプレイヤーの答えが一致しないこともあるだろう。

私なら Valve の開発者のように、何人かにパズルの解法を試して貰ったりテストをして貰った時点でいくつか解法を加えておくけれど、日本語版ではその点がどうなっているのかは分からない。そういう難しさは大抵のパズルゲームで存在してしまう。自由度の高いゲームだとなおさら難しいところ。

でも全体的にはこのゲームは十分良いゲームで、他のゲームには無いプレイを体験できるので面白い。私の感覚では Crayon Physix の言葉版という感じ。今までプレイした事の無いジャンルのゲームをプレイするのは面白い。

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Nomeu

ほとんどのジャンルのゲームが好きです。特に好きなのはRPG。「Xenogears」「クロノトリガー」「ペルソナ3、4」とか。ドラクエは「V」。主人公が「勇者」ではないところが好き。ビジュアルノベルは「STEINS;GATE」「Ever 17」「AIR」が好き。

どこぞの作曲コンクール最優秀賞受賞。好きなゲーム音楽は「愛のテーマ (FF)」「Heartful Cry (ペルソナ)」「夢の卵の孵るところ (Xenogears)」「凍土高原 (Kanon)」「夜の底にて (クロノトリガー)」「Theme of Laura (Silent Hill 2)」「Scarlet (みずいろ)」「bite on the bullet (I've)」など。たくさんありすぎてスペースが足りません。

ゲーム音楽以外だと「Ballet Mecanique (坂本龍一)」「月光 第3楽章 (L.v.Beethoven)」「水のない晴れた海へ (Garnet Crow)」「Angelina (Tommy Emmanuel)」「空へ… ライブ版 (笠原弘子/ロミオの青い空)」「太陽がまた輝くとき (高橋ひろ/幽遊白書)」「スカイレストラン (ハイ・ファイ・セット)」など。

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