久しぶりに FPS をやりたくなったので Syndicate を購入。
プレイは思っていたほど悪くなく、なかなか面白い。銃のモデルもしっかりしているし、撃っていてなかなか射撃感がある。全体的には Crysis に少々影響を受けているような印象を受けた。スーツがオペレートするようなのも似ている。それにスニーク要素はあまり無いのだけど、壁を透過して敵を認識できたりする。
これは超能力というわけでは無く、チップが頭に埋め込まれているらしい。このゲームの舞台はチップが人間の脳に埋め込まれた世界。その世界でチップによって上のような透過機能を得たり、相手のチップに何かを送り込んで自殺させたり出来る。でもプレイしている時はほぼ超能力的に使う。
このスキルは連続では使えないが、ただ銃で敵を倒していくゲームに1つの面白さを提供してくれている。敵が堅い時は敵を脆くするスキルを使ったり、敵を爆発させたり。最近はこういった「銃で撃つ + 特殊能力」という FPS ゲームが多くなってきた。The Darkness II もこのタイプ。確かに銃で撃っているだけではずっと変わらないプレイに飽きてしまう。
FPS は何故かダクトの移動が必ずと言って良いほど含まれている。Half-Life の影響なのだろうか。
少々イラッとするのはまずは Origin を起動しないとゲームが起動できない点。次に起動時に Runtime Error(R 6034) が出る点。そして Bloom 効果が強すぎる点。
光源があると画面がぼやーっとしてしまって敵が見えない。これには海外のプレイヤー達も不満を言っていて、オプションからもコンフィグファイルなどでもこのエフェクトを切れない様子。私はどんなゲームでも HDR や Bloom や Blur をすぐに切っているので、これにはちょっと困る。このまぶしいような画面でちょっと酔いそうになる。
グラフィックスはなかなか綺麗。綺麗で軽い。EA が関わるゲームは大抵グラフィックスが綺麗で軽い。もの凄く綺麗という訳では無いのだけど、私はテクスチャが高解像度で無いと嫌だとかはあまり思わないので、ある程度綺麗で軽い方が嬉しい。FPS ゲームでは Frames per second が 60 は欲しいので助かる。
残弾数が銃口の近くに表示されているのには少し戸惑うけれどもその分 HUD はすっきりしている。ここも Crysis チックな印象を受ける。Crysis でサイレンサーを付けるかどうかなどのインターフェースに似ていた。
今のところは正直に言うと The Darkness II の方が面白いとは思う。でもつまらないと感じる部分は無く、とりあえず手堅いゲームという印象。ゲームクリアまであまり長くなければクリア出来そうだ。