「theHunter: Call of the Wild」が頻繁にクラッシュするのはATOKが原因だった
以前からプレイしたかった「theHunter: Call of the Wild」ですが、ゲームは購入済みなものの、プレイ開始後に数分でクラッシュするので全然プレイできていませんでした。
原因は何だろうかとここ最近 Steam Forum などを色々と検索していました。
このゲームはクラッシュの報告はたくさんありますが、解決策がありません。クラッシュ時のエラーメッセージを表示してくれないので調べるのも大変です。
グラフィックカードは GeForce RTX3060Ti ですので問題ないでしょう。プレイ中に突然ゲームのウィンドウが消えるので、このクラッシュの仕方はハードウェア要因ではなさそうだと考えていました。
これをすると良いかもと書かれていたのを試してみたのですが効果がありませんでした。Windows 11 のせいだろうかとも考えましたが、Windows 11 でも問題なく動いているというコメントがありました。
先日、Steam Forum ではなく reddit の r/thehunter で「互換性を Windows 7 にしたら動いた」というコメントを見つけ、試してみたら数時間クラッシュせずプレイできました。
Windows 8 互換モードで安定する
ゲームの実行ファイル "theHunterCotW_F.exe" を右クリックして「プロパティ」を開き、「互換性」のタブで互換モードを "Windows 8" にしました。
これでかなり動作が安定し、数時間プレイしてもクラッシュしません。1度クラッシュしましたが以前に比べると本当に安定しています。
互換モードなんて使ったのは久しぶりです。Windows 7 の時に Windows XP 互換モードでないと動かないアプリケーションとかありましたね。
なお、Windows 8 互換モードで起動するとゲーム内言語が英語になっていまいます。
これはコマンドラインオプションを追加して、ゲーム内言語を明示的に日本語だと指定すれば解決できます。
-language=ja
IMEが反応してフルスクリーンが解除される
ただ Windows 8 互換モードでもプレイ中にフルスクリーンが解除されウィンドウモードに戻ることが度々起こります。
何故か分からなかったのですが、IMEの文字入力時の小さなウィンドウ画面が端に現れることがあり、これが原因だと分かりました。
私は IME に JustSystems の「ATOK」を使っています。
以前、文字入力時に ATOK を使っているとクラッシュするゲームがたまにあったのですが、そんなのかなりレアケースです。
「theHunter: Call of the Wild」は文字入力をしていないのにIMEが何故か反応します。ゲーム側がおかしいような気がします。
もちろん日本語入力切り替えキーは押していません。
原因はATOKだった
ATOK から Microsoft IME に切り替えてプレイするとフルスクリーンが解除されなくなりました。安定しています。
「あれ、もしかして互換モードも必要ないかも」と思い試してみたところ、互換モードを使わなくても動作が安定し全然クラッシュしなくなりました。
ということで、クラッシュの原因は ATOK でした。
まぁATOKが原因というか、「theHunter: Call of the Wild」と「ATOK」の組み合わせだと何か問題があるのでしょう。
「theHunter: Call of the Wild」はゲームでグラフィックスの描画設定を軽くしても、何故かグラフィックカードが常に使用率100%のフルスピードで動きますので、システムの出来があまり良くない印象があります。
このゲームはグラフィックカードへの負荷が本当に心配になります。
ということで、ATOKを使っている人で「theHunter: Call of the Wild」のクラッシュに悩まされている人は ATOK から他の IME に切り替えてからゲームを起動してみて下さい。
原因が分かってすっきりしました。
最後に、やっとゲームをプレイできた私のベストショットを載せておきます。初期銃しか持っていませんが、ヘラジカを1発で仕留められました。本来ヘラジカを仕留めるには攻撃力が足りない銃(弾丸)ですが、見事に心臓にヒットさせた事で仕留められました。