SteamでサウンドトラックがDLC扱いされなくなり、誰が見てもおかしな制限がなくなった
Steam の「サウンドトラックアップデート」が良さげです。
これまで Steam ではゲームのサウンドトラックが販売されていましたが、DLC扱いでした。これの何が問題かというと、
- ゲーム本編を Steam で所有していないとDLCを買うことができないため、サウンドトラックを単体で買えない。
- 買ったゲーム本編をダウンロードしておかないとDLCのダウンロードができないため、サウンドトラック単体をダウンロードできない。
このような変な制限がありました。サウンドトラックだけを買ったりダウンロードしたりするという選択肢がありませんでした。
これがアップデートで下のように改善されました。
- ベースゲームを購入せずに、サウンドトラックを購入できます。
- ベースゲームをダウンロードせずに、サウンドトラックをダウンロードできます。
- 顧客は自分が所有する、およびダウンロードしたサウンドトラックを、新しいSteamライブラリから直接閲覧、管理できます。
- すべてのサウンドトラックコンテンツを保存するSteam「音楽」ディレクトリを設定でき、ゲームコンテンツのサブディレクトリから探す必要はありません。
- 開発者は、steamcmdを使用せず、パートナーサイトでサウンドトラックコンテンツのアップロードと管理をすべて行えます。
- 開発者は、ベースゲーム自体がSteamで販売されていないサウンドトラックを販売できます。
今日機能がアップデートされたばかりなので、それぞれのゲームのストア管理者がまだサウンドトラックアップデートに対応しておらず、ストアページを見てもまだサウンドトラックがDLC扱いのままです。
ストア管理者はこれまでDLCとしてサウンドトラックが販売されていたものを、サウンドトラック扱いのアイテムですよ、と設定し直さなければ Steam でのサウンドトラックと認識されません。
今後徐々にサウンドトラック扱いが増えていくと思います。
このアップデートで Steam の「音楽」ディレクトリでサウンドトラックを管理できるようになったため、サウンドトラックを聴くには便利になりました。
購入者にとってもゲーム会社にとっても、とても良いアップデートです。