「Cities: Skylines」という、ついこの前発売されたばかりのゲームが好調に売れているようです。このゲームのパブリッシャー Paradox のゲームの中で一番よく売れているらしく、発売後24時間で25万本売れたとのこと。Steam の売り上げランキングでも現在1位です。
ゲームは SimCity に似た感じです。…見た目はかなり。心配になるほどです。
プレイ動画
Steam でゲームへのコメントを読むと、「SimCity」と比較して、No Origin、No Always Online が良いと書かれていますが、さすがにちょっと馬鹿らしいです。
プレイ動画を見ると、SimCity のインターフェースが優れていたということを再認識できます。カラフルで分かり易く、取っつきやすいです。「Cities: Skylines」はそれを真似ただけです。
取っつきやすさは重要です。こういうシミュレーションゲームは覚えることが多くてゲームを楽しむまでに時間がかかります。私はトロピコシリーズをプレイしてみたいのですが、トロピコ4のチュートリアル中に眠ってしまってからプレイを諦めています。
後発の利点
私の想像ですが、「Cities: Skylines」は「SimCity」の良いところを取り、それをもっと拡張してあるのではないでしょうか。「SimCity」はどうしてもカジュアルなゲームという感じがしていました。
カジュアルなゲームとしてプレイするなら SimCity は優れたゲームでしょう。しかし、SimCity 好きの人が求めていたのはもっと自由な街作りでした。それにバグや DRM の問題が多く、期待していたものよりも出来が悪かったのです。それで酷評を受けましたが、カジュアルゲームとして考えるならそこまで悪くないはずです。
「Cities: Skylines」を開発した Colossal Order は Cities in Motion シリーズを作っていました。Cities in Motion シリーズはインターフェースが複雑そうに見え、グラフィックスもあまりパッとしなかったのですが、今回は SimCity に倣うことで見栄えが良くなっています。
もし「Cities: Skylines」が「SimCity」を改良・拡張させてあるものなら、この売れ行きとこの高評価に頷けます。興味が湧いたのでセールの時にでも買ってみようと思います。今はゲームへの高評価のコメントが多い中、バグやゲームシステムの不満のコメントも多く、安定するまでちょっと様子を見たいところです。
「SimCity」よりも奥深く、広い街を作れるようになっていれば嬉しいです。