「デモンゲイズ」というゲームのサイトを見ていたとき、ハックアンドスラッシュの意味が書かれていて、これに違和感を持った。

ハックアンドスラッシュとは、「モンスターとの闘いを繰り返し、経験値や強力な装備品を手に入れることで自ら(パーティ)を高めることを愉しむもの」。

今まで私は「ハックアンドスラッシュ(Hack and Slash)」は「たくさんの敵をさくさく倒していくもの」を指して使っていた。そして、強力なアイテムを集めるのは「マジック・ファインディング(Magic Finding)」または「トレジャー・ハンティング(海外ではこの言葉はあまり見かけない)」として、意味を分けていた。ここはデモンゲイズでの説明と異なる。

Wikipedia を見てみる

Wikipedia で Hack and Slash の意味を見てみよう。

Hack and slash - Wikipedia, the free encyclopedia

Hack and slash or hack and slay, abbreviated H&S or HnS, refers to a type of gameplay that emphasizes combat. "Hack and slash" was originally used to describe a play style in tabletop role-playing games, carrying over from there to MUDs, MMORPGs, and video games in general. In console- and arcade-style video games, the usage specifically implies a focus on combat with hand-to-hand weapons as opposed to guns. In other contexts it is more general, and an archer or unarmed martial artist may participate as fully in a hack and slash game, or be as hack-and-slash oriented as an individual, as an armed melee fighter. Both variations of the term are often written in hyphenated form and with the conjunction contracted, e.g. hack-and-slash, hack 'n' slay.

Origins

Hack and slash has its roots in "pen and paper" RPGs such as Dungeons & Dragons, denoting campaigns of violence with no other plot elements or significant goal. The term itself dates at least as far back as 1980, as shown in a Dragon magazine article by Jean Wells and Kim Mohan which includes the following statement: "There is great potential for more than hacking and slashing in D&D or AD&D; there is the possibility of intrigue, mystery and romance involving both sexes, to the benefit of all characters in a campaign."[1] The article goes on to report the experience of one D&D player who claimed that "when she plays in tournaments, she does run into the "hack and slash" type of player, but most of them are adolescent males. These types of players not only aggravate her, but other, more mature players as well."[1]

Gameplay

Hack and slash made the transition from the tabletop to video games, usually starting in D&D-like worlds.[2] This form of gameplay can now be found in a wide range of action role-playing games, including games such as Lineage,[3] and Diablo.[4] Distinct from hack and slash role-playing video games, the term "hack and slash" also began being used to refer to early weapon-based beat 'em up action games, such as Golden Axe.[5][6] In addition to action RPGs, journalists covering the video game industry occasionally use the term "hack and slash" to refer to a distinct genre of 3D third-person, weapon-based, beat 'em up games.[7][8]

初めは TRPG で使われていた用語らしく、明確なゴールがなく、戦闘がメインとなるようなキャンペーンのプレイを「Hack and Slash」と言っていたようだ。敵のモンスターを Hack したり Slash したりする、ということだろう。

その後、この言葉は Lineage や Diablo といったアクション・ロールプレイングゲームにも使われ、さらには Golden Axe のような武器でたくさんの敵を倒していくアクションゲームでも使われるようになった。ジャーナリストやゲーム業界は、3人称視点で武器を用いて敵を次々と倒していくジャンルのこともたまに指す、とのこと。

私は Hack and Slash は Diablo という印象が強く、TRPG の戦闘メインのキャンペーンや Golden Axe も Hack and Slash であるというのは少し意外だった。Golden Axe は横スクロール型のアクションゲームに括っていた。

Golden Axe

結局のところ、広義の意味では「ゲームプレイにおいて戦闘自体がゲームの目的であって、それを繰り返し行うもの」と考えれば良さそうだ。となるとかなり多くのゲームが当てはまるような気がする。Binding of Isaac も Hack and Slash と呼ばれていたことがあって違和感があったけれど、この意味ではそれに当てはまる。

この定義だと少し違和感が…

広義の意味では Metal Slug などのシューティングゲームも Hack and Slash なのかもしれない。Wikipedia では遠距離から攻撃できる武器での戦闘を含めないなどとも書いてあったけれど、今では近接武器のみのゲームの方が珍しいだろう。Borderlands も Hack and Slash だと言われていて、このゲームは銃がメイン。

Metal Slug 3

私は Borderlands が Hack and Slash と言われているのには当時から少し違和感があって、Diablo のように敵をさくさく倒せないから単なるシューターではないかと思っていた。やはり広義の意味とは少し違い、私は Hack and Slash は 「短い戦闘を何度も繰り返す、爽快感のあるもの」を指すように感じている。特にアクションゲームで。

つまりは Hack and Slash = Diablo 型だと感じる。Diablo は敵をプチプチと潰すように戦闘できて爽快感がある。Diablo に登場する雑魚敵の体力が高くなって戦闘に時間がかかるようになると、World of Warcraft やよくある MMO RPG のような単なる「RPG」というジャンルになってしまうような気がする。

「RPG」というジャンルも不思議なジャンルだけど、ともかく1体の雑魚敵を倒すのに10秒くらいかかる Diablo は Hack and Slash と呼べない気がする。

Diablo III

Diablo の他には、Titan Quest、Torchlight、Lara Croft and the Guardian of Light などはしっかりこれは Hack and Slash のゲームだと感じられる。Hack and Slash = Diablo のイメージが強すぎるのだろう。

でもこれは単に私の感覚なので、今後は「Hack and Slash」という言葉を広義の意味で使っていこう…、いや、この言葉をあまり使わないようにしようと思う。意味が広すぎると分かった。ポケモンも Hack and Slash なのか、などと考え出すと切りがない。

日本に Diablo に似た Hack and Slash ゲームがあるか考えてみたところ、日本製の Hack and Slash は「三國無双」なのかも。このゲームを説明するのに Hack and Slash なゲームだと言われても違和感がない。

真・三國無双 7

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Nomeu

ほとんどのジャンルのゲームが好きです。特に好きなのはRPG。「Xenogears」「クロノトリガー」「ペルソナ3、4」とか。ドラクエは「V」。主人公が「勇者」ではないところが好き。ビジュアルノベルは「STEINS;GATE」「Ever 17」「AIR」が好き。

どこぞの作曲コンクール最優秀賞受賞。好きなゲーム音楽は「愛のテーマ (FF)」「Heartful Cry (ペルソナ)」「夢の卵の孵るところ (Xenogears)」「凍土高原 (Kanon)」「夜の底にて (クロノトリガー)」「Theme of Laura (Silent Hill 2)」「Scarlet (みずいろ)」「bite on the bullet (I've)」など。たくさんありすぎてスペースが足りません。

ゲーム音楽以外だと「Ballet Mecanique (坂本龍一)」「月光 第3楽章 (L.v.Beethoven)」「水のない晴れた海へ (Garnet Crow)」「Angelina (Tommy Emmanuel)」「空へ… ライブ版 (笠原弘子/ロミオの青い空)」「太陽がまた輝くとき (高橋ひろ/幽遊白書)」「スカイレストラン (ハイ・ファイ・セット)」など。

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