Steam の新機能「In-Home Streaming」で性能が低い PC でもゲームが出来るように
今まで Beta だった Steam の「In-Home Streaming」が一般公開され、誰でも使えるようになった。公式ページはこちら。これを使うと同じネットワーク上にある PC なら、他の PC で起動したゲームを遠隔操作でプレイできるようになる。他にもリモートインストールなどの機能もある。
一番多そうな使い方は、ゲーム用の高性能な PC でゲームを起動し、それをゲーム用ではないノートパソコンなどのデバイスから操作するというもの。ゲームの処理は高性能な PC に任せ、ゲームの操作入力をノートパソコンで。Gaikai などのローカルネットワーク版と考えると分かりやすい…のかな? 映像と音を他の PC に送り、操作入力はそれらが送られた PC から送る。「ストリーミングプレイ」という言葉が分かりやすいかも。
ただし、まだ Windows PC(XP はダメ) から他のデバイス(Mac OS X / Linux / SteamOS)へストリーミングすることしか出来ないらしい。つまり「高性能な PC」が Windows でないとダメ。
別に高性能である必要は無いのだけど、その場合はあまり意味の無い機能になる。… プレイしたいゲームが Windows 版しかない場合ならそれでもいいか。この場合、Mac で Windows のゲームをストリーミングプレイできる。
ところで、Windows 同士のストリーミングについて書かれていないけれど、出来ないのだろうか。Windows 同士でも需要がありそう。
この機能を使うには、Windows の PC で Steam クライアントを起動させた状態で、同じローカルネットワーク上の他のデバイスでも Steam クライアントを起動する。そうするとライブラリからストリーミングプレイできるらしい。詳しくはこちらを見て欲しい。
この機能を使って Android デバイスでもストリーミングプレイができるようになったら面白そう。