「Go! Go! Nippon! ~My First Trip to Japan~」というゲームが目を惹く
現在 Steam でもうすぐ発売されるリストにある「Go! Go! Nippon! ~My First Trip to Japan~」。「日本へ行こう」なんていうゲームは珍しい。「アメリカへ行こう」とかいうゲームは日本になかなかない。「アメリカ横断ウルトラクイズ」とかいうタイトルのゲームはあったような気もする。「北へ。」は存在するけれど日本国内なのでセーフ。
ゲームのスクリーンショットを見てみると、キャラクターの絵が日本的。販売は MangaGamer という会社らしい。この会社の公式サイトにアクセスできないので公式的な情報は得られない。このゲームは以前から Greenlight にあったようで、最近 Greenlit されたようだ。
公式 Trailer がたぶんこちら。
日本語と英語の両方を表示するモードがあるようで、これは日本人にとっても英語の勉強になりそう。絵がかわいいな、本当に海外の人が描いた絵なのかと思っていたら、開発元は「OVERDRIVE」らしい。日本のエロゲー会社で、たぶん「グリーングリーン」というゲームが一番有名だと思う。プレイしたことはないけれどたぶん青春ラブコメ的なストーリーだと思う。リンクを一応張っておくけれど、18歳以上の人だけしかアクセスしてはならない。こちら。
その OVERDRIVE が作ったから絵が綺麗だったようだ。背景画像などは「写真だな」と感じてちょっと大丈夫かという気がするけれど。海外に日本のマンガのファンは多いので、もしかするとこのゲームは変に人気が出るかもしれない。
ちなみに Steam ではなく Desura ではもう発売されている。現在1316円。さらに、Let's Play 動画ももうある。
最初に為替レートを入力させるのは面白い。でもプレイヤーが1ユーロ何円なのか知らないのかという驚きもあった。メッセージスピードを速くするのは私もよくやる。こういうヴィジュアルノベルではいつも MAX。この動画のプレイヤーがメッセージ速度を変更したあとに、プレイ画面に戻れなくなるのは見所。見ていて私も「あれ、戻れないじゃん」と思った。操作説明なしには分かりにくい部分。
Desura のページでいいコメントがあったのでちょっと引用したい。
Sorry to say that but i think game is not worth. I already finished it before so I know what Im saying. And that game cant compete with proper japanese visual novel.
- Game is very short, you will finish it in half day. Most of japanese VNs takes weeks to finish all routes.
- No Voices!
- Only 2 chararacters
- No deep story
- Information I gained about Japan after finishing the game was not very worth
- Girls only have one pose and small amount of CG pictures.All i can say I expected more from game.
私でも「あー、なるほど。買わないでおこうかな」と思ってしまう。ゲームが短く、音声がなく、キャラクターが2人しかいないし、ストーリーは浅く、日本についてそこまで価値のある情報があるわけでもなく、立ち絵は一つのポーズしかなく、一枚絵も少ない。たぶんこの人はエロゲープレイヤーなのだろう。エロゲープレイヤーからの意見だと思って読むと納得できる。的確で分かりやすいコメントだと思う。一応訂正しておくと、Let's Play をざっと見る限り立ち絵のポーズは2つはあった。
ヴィジュアルノベルは日本独自のゲームなので Steam でも売れると思う。英語対応をする必要があるけれど、ネイティブな人に頼んでうまく翻訳できれば十分売れる可能性がある。