「ファイナルファンタジータクティクス」のディレクター松野泰己が関わるゲームが Kickstarter に登場
本日、iOS 向けにボードゲームなどを作っている Playdek という会社が、「ファイナルファンタジータクティクス」のディレクター松野泰己を開発陣の中核においたゲームプロジェクトを Kickstarter で立ち上げた。ゲームの名前は「Unsung Story: Tale of the Guardians」。
当然のことながらゲーム内容はまだよくわかっていない。ゲームプレイは、ターンベースのタクティカル・ウォー・シミュレーション RPG らしい。どういうジャンルなんだろう。松野泰己がデザインしたゲームを精神的に継承するゲームらしいので、「ファイナルファンタジータクティクス」や「ベイグラントストーリー」に近いものかなと想像できる。
私がちょっと不安なのは iOS のゲームを作ってきた Playdek が主体ということ。ストレッチゴールで PC 版や PlayStation Vita などで発売されるかもしれないのはいいけれど、iOS 向けのゲームが携帯ゲーム機や PC でプレイしたいと思えるゲームに値するのか、ものすごく不安。スマートフォン向けのゲームと携帯ゲーム機のゲームではやはり目指すものが違う。
最近は日本人クリエーターが関わる Kickstarter がちらほら。日本人が「関わる」というだけではなく、日本人主導の Kickstarter プロジェクトも見てみたい。「Mighty No.9」は日本人主導か。普通の人よりは多くの海外ゲームをプレイしてきた私としては、多くのジャンルでまだ日本のゲームがゲーム界の先頭に立っていると思うので、日本人がもっと参加すれば日本でもこういう資金集めの方法が流行ってくると思う。
でもクラウドファンディングは注目を集めないといけないのでそこは日本人にとっては厳しそうだ。確か Indiegogo がプロジェクトの成功する可能性の高い立ち上げ方を説明してくれていたと思うので、興味があるなら探してみるといいかも。