
5月の Humble Choice が公開されました。早速今月のゲームを見ていきましょう。
目次
今月のゲームは?
The Thaumaturge(ソーマタージ) - Deluxe Edition
2024/3/5 リリース。通常価格 3,900円。Steamのレビュースコアは 82%(2,823 件中)で「非常に好評」。
Amnesia: The Bunker
2023年リリース。通常価格 2,800円。Steamのレビュースコアは 93%(7,666 件中)で「非常に好評」。
Evil West
2022年リリース。通常価格 7,980円。Steamのレビュースコアは 74%(7,913 件中)で「やや好評」。
Shadow Gambit: The Cursed Crew / シャドウ・ガンビット:カリブの呪い
2023年リリース。通常価格 4,980円。Steamのレビュースコアは 92%(3,866 件中)で「非常に好評」。MetaScore 85。
百英雄伝
2024/4/23 リリース。通常価格 5,680円。Steamのレビュースコアは 77%(2,654 件中)で「やや好評」。MetaScore 79。
STAR WARS™: Bounty Hunter™
2024/8/1 リリース。通常価格 2,300円。Steamのレビュースコアは 85%(848 件中)で「非常に好評」。
Ultros
2024/2/13 リリース。通常価格 3,520円。Steamのレビュースコアは 80%(503 件中)で「非常に好評」。MetaScore 81。
Corpse Keeper
2024/5/28 リリース。通常価格 2,300円。Steamのレビュースコアは 76%(1,088 件中)で「やや好評」。
IGN Plus 1ヶ月無料
現在 IGN が Humble Bundle を運営していますが、その IGN のサービス「IGN Plus」が1ヶ月無料になります。
今月の所感
今月はビッグタイトルがありません。強いて一番有名なゲームを挙げれば「Amnesia: The Bunker」でしょうか。
「Amnesia」はシリーズ初代がとても人気のホラーゲームでした。クトゥルフ系。私はこのゲームが良かったのは攻撃手段を持たなかった事だと以前レビューを書きました。
つまり、何か怖いものに遭遇したときに銃などで攻撃できず、逃げて隠れるしかありません。これが怖いのです。
一人称視点のゲームはほとんどが銃などの攻撃手段があります。一人称視点のホラーゲームにおいて、幽霊・お化け・妖怪などが出ても銃で撃ってしまえば良いという思考回路が働くと怖くありません。
「Amnesia」は銃がなく、隠れるしかないのがとても良いコンセプトでした。
「Amnesia」は続編のシリーズが発売されていくにつれ、人気が無くなっていきました。私も初代以降は全然興味がありませんでした。ホラーゲームはそんなにプレイしたいと思わないというか…。
久しぶりにこのシリーズを見たのですが、「Amnesia: The Bunker」のスクリーンショットなどを見ると、なんと銃が登場しています。
驚きました。銃を撃てるホラーゲームになってしまったようです。自らこのシリーズの良さを無くしてしまったように思いますが、やはり銃を撃てるゲームの方が刺激的で売れるのでしょう。
アドベンチャーゲームってあまり売れませんから。仕方ありません。最近はシングルプレイのFPSもあまり売れていないような。
ちなみに、「Amnesia」シリーズの第3作目「Amnesia: Rebirth」が今月の Prime Gaming で入手できます。

個人的に目玉だと思うのは「百英雄伝」です。
昔「幻想水滸伝」というロール・プレイング・ゲームがあって人気でした。シリーズ初代が 1995年に PlayStation で発売。これが人気になりシリーズとして発売されていきました(Wikipedia)。
各地でたくさんの仲間を集めて行くのが特徴です。ゲーム名の通り、中国の古い小説「水滸伝(Wikipedia)」から着想を得ています。「水滸伝」は108人の英雄が悪い役人をやっつける話です。
このゲームの精神的な後継ゲームがこの「百英雄伝」。「幻想水滸伝」にかなり似せて作られています。
私は気になっていたゲームで、シーズンパスの追加シナリオが全部リリースされたら、ゲームとシーズンパスが合わさった「Deluxe Edition」を買おうかなと考えていました。
ただこのゲームはSteamレビューを見ると評価が悪い。ゲームの開発が遅れてシーズンパスの追加シナリオが全然発売されなかった事に始まり、UIが悪い、作業的、すごくつまらないわけではないけど面白くない、などなど。
私は以前は作業的なRPGでも何とかプレイできていたのですが、最近は作業感が強いと全然プレイできません。
たぶんプレイし始めはそこそこ楽しめると思うのですが、レビューを読む限りクリアまでは大変そう。
全然プレイを楽しめない可能性があるので、もう少し安くなったら買おうかなと思っていました。それが Humble Choice で登場。買おうかどうしようか悩みどころです。
なお、「幻想水滸伝」は最近リマスター版が発売され、Steamでも販売されています。
「シャドウ・ガンビット:カリブの呪い」はデベロッパーが Mimimi Games なので期待されていたゲームです。ステルス系RTS。
Mimimi Games は日本で結構人気になった「Shadow Tactics: Blades of the Shogun」「Desperados III」などのゲームを開発した会社です。
ですが2023年にスタジオ閉鎖。「シャドウ・ガンビット:カリブの呪い」が最後の作品です。
DLC が 60%OFF になるクーポンも提供されています。
「The Thaumaturge」は Steam のストアページでゲーム名が「ソーマタージ」としっかりカタカナで表示されているので日本語字幕があるのかと思ってしまいましたが無いようです。
映像は良さげなゲームに見えます。日本以外のターン制のRPGは珍しい。
Steamのレビューではほとんどの人が1桁のプレイ時間。思いっきり褒めている人もプレイ時間が2時間だったり。あまり楽しめないかもしれません。
「Evil West」はSteamのレビューで「ベルトスクロール・アクション」と書かれているのですが、3Dでマップ上を結構動けてもこう呼ばれるのかと驚きました。
どうやら最近では「ベルトスクロール」は「一本道」を意味するようです。スーパーマリオも「ベルトスクロール・アクション」に属するのでしょうか。
今月は「IGN Plus」の1ヶ月無料パスが含まれます。IGN は現在 Humble Bundle を運営する母体です。
IGN が Humble Bundle を運営するようになってから Humble Choice の質が落ちたというコメントをよく見かけます。私も賛同します。
IGN Plus の加入者には度々ゲームが提供されていますが、私は欲しいゲームがないです。
今月はビッグタイトルがないので購入するか迷っています。私が気になるのは「百英雄伝」だけ。
このゲームはSteamセールで割引率が上がるペースがかなり早いので、すぐにプレイしたいのでなければ少し待ってSteamで買うのも良いかもしれません。
今月に2つ以上プレイしたいゲームがあれば十分安いと思うのですが。