GATT による Indie Game Bundle、「Indie Face Kick」が怪しい
2月の終わり頃に少し話題になった、GATT(Gaming All The Time) というサイトによる Indie Face Kick という名前の Game Bundle がある。この Bundle はまだ販売していなくて、そろそろ販売が開始されるだろうという段階。そんな Indie Face Kick に少し不安な要素がある。
Steam Key の販売サイトへのリンク
画像は The Backlog Journey: The Dangers of Being Kicked in the Face より。
こちらのサイト(The Backlog Journey: The Dangers of Being Kicked in the Face) にて詳しい説明と画像が載っているのだけど、どうやら GATT の本家のサイトに「Need Cheap Steam Keys?」というリンクが掲載されていたらしい。このリンクを押すと GamerKeysNet というサイトに飛んだようだ。この GamerKeysNet はロシアの Steam キーを仕入れて販売しているらしく、ロシア圏以外に住む人のためにそのキーのアクティベート方法まで説明している。
記事に反応を示す運営者達
そんな情報を公開したら GamerKeysNet から、Indie Face Kick の危険性を示唆するサイトにコメントがついた。
よくこのサイトを見つけてコメントしたなと感心してしまった。コメントは自分のサイトの正当性を示すもの。ちょっと「in your territory」に引っかかったり。
そして GATT がこのサイトへの反応を示した[The Backlog Journey: The Truth Will Speak For Itself | Gaming All The Time]。「The truth will speak for itself」。この言葉は "Mary Landrieu" という人の格言らしい。日本語のサイトではこの言葉の訳が見つからなかったのだけど、「真実は自らを物語る」とでも訳すのだろうか。
そんなことより、この反応には「advertiser removed due to complaints.」と書いてある。「あれは広告だった」ということを示唆している。その言葉の後に少々の嫌み(Thanks for voicing opinions on the matter for those who did)。
おわり
その反応を見て記事を更新したこの Indie Face Kick の危険性を示したサイトには「何人かの弁護士から名誉毀損で脅されている」と書いてある。その影響で記事を部分的に削除したようだ。私もあまり悪く書かないでおこう。
…でもわざわざ Steam Key を販売するサイトの広告を載せるとは。裏の繋がりは少し感じる。販売予定の Indie Face Kick のキーは正当なものなのだろうか。譬えキーが正当だとしても、少し泥が付いた感はある。なお、この Indie Face Kick については GOG.com の Forum で話されている。
そろそろ Indie Face Kick の Pre-Order が始まるらしいのだけど、買うかどうかは自分で判断して欲しい。