
Steamのストアページがアップデートされ、レビュースコアの表示方法が変わって言語別になりました。
Steam :: Steam News :: ユーザーレビューのアップデート:言語別スコア
今回の変更は、公開されているレビュー数が2,000件を超えていて、少なくとも1つの言語で200件以上のレビューがあるゲームに影響します。 これらのしきい値は、総合レビュースコアを算出するために必要なレビュー数(10件)よりも意図的に高く設定しました。これは、十分な自信を持って言語別スコアをユーザーに表示するようにしたかったためです。
例えば「Apex Legends」のストアページを表示すると、上のように日本語のレビュースコアが個別に表示されます。
なお、今のところ「トピずれ」を表示するように設定していると言語別のレビュースコアが表示されないようです。個別設定で「レビュースコア設定」の項目で、「トピずれのレビューを除外し、言語別に分類する」に設定すると言語別になります。
言語別の内訳も表示することができます。
Steamでのレビューコメントをよく読む人は分かるかと思いますが、言語によって Good / Bad の割合に違いが出ます。
上の画像を見ても分かりますが、「Apex Legends」は日本語では賛否両論、中国語でも評価が悪い。他の言語だと Good の方が多い。
言語別=国別とまでは言えないものの、広範囲で使われていない言語(日本語とか中国語とか)は言語よって大まかに国別のレビューだと理解できます。
日本人は日本語のレビューを読んだ方が参考になるかもしれないので、今回のアップデートで日本語のレビュースコアが個別に表示されるようになったのは良いアップデートと言えるでしょう。
日本語だと真面目な長文レビューコメントの割合が多いです。英語とかだと一言とか絵文字一個でレビューしているものがたくさんあります。まぁ日本語でも結構見かけるようになりましたが…。
レビューボムも日本語だとあまり多くありません。そもそもSteamでは日本人の割合がかなり少ないというのもありますが。
私はSteamでは日本語のレビューと英語のレビューを切り替えて読んでいます。やはりゲームによってどちらの言語が参考になるか変わってきます。
そういえば日本語のレビューコメントで半身不随の人のレビューを見かけて、半身不随でもゲームがプレイ可能かどうかを書いていました。これは同じ状況の人は参考になるでしょう。
今回のアップデートで覚えておきたいところは、言語別のレビュースコアが表示される条件です。「全体のレビュー件数が 2,000件を超えていて、1つの言語で 200件以上のレビューがあるゲーム」が言語別に表示されます。
あまり注目されていないゲームだと 2,000件のレビューが厳しい条件です。そもそもSteamでレビュースコアが表示されるのは 10件以上のレビューが必要ですが、これと比べて 2,000件はハードルがかなり上がります。
「言語別に 10件が必要」だけで良いのではないでしょうか。何でこんなにハードルを上げているのか不明です。