ESA(The Entertainment Software Association) がアメリカにおける2013年のゲーム事情のレポートを公開した。こちらで見られる(PDF)。ゲーマーの内訳、どのようにプレイしているのか、親とゲーム、市場などについてグラフで説明されている。
例えば上の画像で分かるように、ゲーマーの平均年齢が31歳で、ゲーマー数は年齢間の差はあまりなく、性別間の違いもほぼ無い。念を押しておくとこれはアメリカでのレポートなので日本ではもちろん違うと思われる。それにやけに女性が多いなと感じた人もいると思うけれど、これにはスマートフォンのゲーマーも含まれていて、それが女性ゲーマー数を増やしていると思われる。
こちらは2013年に売れたビデオゲームとコンピューターゲームの TOP20。情報源が NPD なので売れた数は公開されない。
ビデオゲームの TOP20 は思い浮かぶゲーム名を言えばだいたいそれが入っている。「Skylanders: Swap Force」以外は名前を目にしたことがある。コンピューターゲームの TOP20 はどんな感じかと見てみると、私にはかなり意外だった。
1位の「StarCraft II」はニュースを全然目にしないし、「SimCity」が2位なんて。3位から6位は「The Sims 3」とその関連。何だろう、ニュースではあまり話題にならないゲームが売れている印象がある。「The Sims 3」が20のうち7つの位を占めている。こんなに売れているゲームなのだろうか。
こちらはゲーム市場。これを見るとコンピューターゲームがどんどん縮小しているグラフになっているけれど、グラフの下の細かい字をよく読んで欲しい。リテイル版がメインのグラフなので、上のグラフでは、たぶんデジタルダウンロードは青い「Other Delivery Formats」に含まれているのだと思う。ちょっと分かりにくい。下もリテイル版のグラフ。ゲームショップで物理メディアを買わずに、デジタルダウンロードで購入することが増えているのを示すグラフだと思われる。
どちらにせよ PC ゲーマーは少ない。今後はゲームデバイスとしてはスマートフォンやタブレットや携帯ゲーム機が増えていく傾向にあり、コンピューターをゲームに使うという人はもっと減るのかもしれない。
他にもいろいろなデータがあるので興味があればどうぞ。