本日のアップデートで Steam クライアントにミュージックプレイヤーの機能が搭載された。上の画像のようにライブラリの下に「ミュージック」という項目があり、ここから音楽を再生できる。ライブラリに Civilization V のサウンドトラックしかないのは、私がサウンドトラック付きのゲームとしては Civilization V しかインストールしていないため。
音楽は再生時に表示される小さなウィンドウからプレイリストをコントロールする。スチームオーバーレイからもミュージックプレイヤーにアクセスでき、ゲーム中でも音楽を聴ける。自分の音楽ファイル(現在は mp3 のみ)をライブラリに追加することもできる。
この機能に触ってみて気になるのは、ゲームをインストールしないとサウンドトラックがインストールされないこと。例えば Portal のサウンドトラックを聞きたい場合、サウンドトラックは DLC としてダウンロードするため、ゲーム本体である Portal もインストールしなければならない。ゲームの音楽だけをダウンロードして聞くことは今はできない様子。これはちょっと面倒だ。
このアップデートと同時に Half-Life シリーズと Portal シリーズがセールされていて、これらのゲームのサウンドトラックが無料で公開されている。ちなみに Steam で販売されているサウンドトラックの検索もできる様子。
私はプレイしているゲームの音楽とは違う音楽を聴きながらゲームをする必要を感じないので、Steam クライアントのミュージックプレイヤー機能は使わないと思う。使いどころがよく分からない。
ただ、今までは Steam でサウンドトラック付きのゲームを買ってもサウンドトラックはほとんど聴かなかったし、サウンドトラックへのアクセスはインストールフォルダを覗く必要があって面倒だった。その点はこのアップデートで便利になったと思う。現に今、この機能を試すために初めて Civilization V のサウンドトラックを聴いているわけだし。