4月のHumble Choiceは「ゴーストランナー」「Destroy All Humans!」「Monster Sanctuary」などが合わせて$12。これまでと比べるとやや内容が劣るが「ゴーストランナー」だけを考えても安い
4月の Humble Choice が公開されました。
早速見ていきましょう。
今月のゲーム
Humble Choice による推しゲー
今月は「Ghostrunner - ゴーストランナー」と「Destroy All Humans!」が Humble Choice の推しゲーです。
「Ghostrunner - ゴーストランナー」はスピーディーな一人称視点のアクションゲーム。敵もこちらも一撃で死にます。何度も失敗を繰り返してステージをクリアするタイプのゲーム。「サイバーパンク・パルクール・アクション」と説明されています。2020/10 リリース。
「Ghostrunner」はハードコアな1人称視点のゲーム。電光石火の高速アクションを特徴としており、サイバーパンクで未来的な巨大建造物が舞台だ。ダーマタワーを登れ。その塔は天変地異による世界崩壊後、人類最後の隠れ家となっている場所だ。
Metascore 81、Steam では "非常に好評"。日本ではそれほど知名度がありませんが、かなり人気のゲームです。
家庭用ゲーム機でも発売されていて、Amazonでレビューコメントがあるのでそちらも参考にどうぞ。
「疾走感があって気持ちは良いものの、死に覚えで何度もやり直すタイプのゲームで、ステージのクリアまではなかなか気持ちよさを感じられない」というコメントもあります。
死に覚えゲーは忍耐が必要ですからね。
映像酔いしやすい人はカメラの揺れをオプションから切ると良いでしょう。
「Destroy All Humans!」はいつも人間に殺されるエイリアン側の立場となり、人間を攻撃したり建物を壊していくTPSゲーム。2020/7 リリース。
あのカルト的名作が帰ってきた! 悪のエイリアンクリプト-137となり、1950年代の地球人たちを恐怖に陥れよう。人間のDNAを採取し、アメリカ政府を打倒せよ。伝説のエイリアン侵略アクションアドベンチャーを忠実にリメイク。各種のエイリアン兵器やサイキック能力を駆使して、脆弱な人類を殲滅しよう。空飛ぶ円盤で街を瓦礫の山に変えろ! 人類にエイリアンの偉大な足跡を刻み込め!
こちらも日本ではあまり知られていないゲームですが人気のゲームです。Steamでは "非常に好評"。
日本ではかつて PlayStation 2 でローカライズされて「デストロイ オール ヒューマンズ!」が販売されていました(2007年リリース)。そのリメイク版です。
日本版ではその残虐性により、欧米版の内容でのソニー・コンピュータエンタテインメントによる発売承諾が不可能であったため、シナリオを大幅に改変してバカゲーとして販売された[6]。その際、各種ムービーの映像を変更せずにセリフを欧米版とまったく無関係のものに変更するという、『ビーストウォーズ』を彷彿とさせる[7]手段がとられた。日本版のプロデューサーを務めた小堤正人はSEGA VOICEのインタビューの中で、山本を呼んだ理由について「自分の知り合いで専門分野に詳しい人を引き入れたら結果的にこのようなメンバーになってしまいました。」と話している[6]。 また、普通のゲームと一味違うという雰囲気を出すため、主役のクリプト137の話し言葉は関西弁に設定された[6]。小堤は本格的な関西弁ではなく、あくまでもそれに近い話し言葉だとしている[6]。 また、クリプトが人間を襲う理由も大幅に変えられており、オリジナル版では自分のクローンを作るために人間のDNAを採取するという設定が用意されている一方、日本版では「天然もののエンドルフィンを採取する」という内容になっている。 シナリオの改変について小堤は、前述の『ビーストウォーズ』や『幽霊城のドボチョン一家』などを例に出し、昔のアニメやドラマではごく普通に行われていたため、あまり大変ではなかったと話している[6]。
「Saints Row」のようなバカゲー的な要素もあり、気楽にプレイできるゲームです。
そのほかのゲーム
「Monster Sanctuary」はポケットモンスターに着想を得たゲームで、横スクロール型のRPGにマップ探索のメトロイドヴァニア的なパズルを組み合わせたゲーム。2020/12 リリース。
ポケモンのような成長過程を楽しむRPGというよりは、モンスターのスキルを使ったパズルゲーム的な要素が強いです。
メトロイドヴァニア風のステージでモンスターを育成しよう。サイドビューのかわいいピクセルワールドでモンスターを集めて育成し、バトルさせよう。
「Killsquad」は見下ろし視点でのシューティングゲーム + スキルツリーなどの成長要素。2019/7 リリース。
Steam では "やや好評" ですが、アップデートで結構改善されたとのこと。最新のアップデートは 3/25 で今でもアップデートが続いているのは好印象です。
Coop ができるので友人とプレイすると良さそうなゲームです。
ハック&スラッシュ?ツインスティックシューター?気になるならチェックしてみましょう。スキル、アップグレード、武器、ギア、タリスマンを利用して強化できます。そしてミッションへ出発してください。銀河のゴミを一掃するのです。
「Rogue Heroes: Ruins of Tasos」は協力プレイ可能なローグライトなアクション・アドベンチャーゲーム。2021/2 リリース。
レビューコメントでは「ゼルダの伝説にそっくり」という声が多いです。Steamではなかなか好評で、カジュアルに楽しむゲームとしては良さそうです。
『Rogue Heroes』はローカル/オンライン対応の最大4人協力プレイを楽しめるアクションアドベンチャーゲーム!クラシックなアクションに、モダンなローグライト要素が融合された冒険を楽しめる!ランダム生成のダンジョンに仕掛けられた謎を解き明かしながら、世界を脅かす巨人を倒しに行こう。
「Suzerain」はテキストベースの国家運営ゲーム。2020/12 リリース。
テキストベースのゲームはなかなか人気になりにくいのですが、Metascore 81 とかなり高評価のゲームです。
日本語化が可能なようで、Steam のレビューコメントで日本語翻訳をした人が情報を書いてくれています。
大統領のレインとなって、ソードランドを導こう。1期目で破綻させてしまうか、盛り返すか。これはテキストベースのRPGだ。閣僚や著名人との会話を通して、政治ドラマが進む。汚職を拒むか、利用するか。理想を捨てるか、守るか。 あなたの政策は?
「Chicken Police - Paint it RED!」はニワトリ刑事の2人(2羽)が活躍するビジュアルノベルのアドベンチャーゲーム。2020/11 リリース。Metascore 82。
愛、死、チキンと罪の贖いがテーマのワイルドな物語!「チキン・ポリス」は名コンビ刑事の活躍を描くノワールアドベンチャー。綿密に構成された世界観、ユーモアに溢れたハードボイルドなストーリー展開が特徴だ。古典的なアドベンチャーゲームと、ビジュアルノベルスタイルのストーリーテリングの要素が組み合わさった仕上がりとなっている。
「SPACE ACCIDENT」は3Dの一人称視点のパズルゲーム。2022/2 リリース。
Your hero is Andy Freeman, a technical engineer of the Zeus-M700 spacecraft, sent on an expedition to the satellite of Jupiter to colonize it. However, what is conceived does not always go according to plan…
今月の所感
今月もゲーム本数は8本です。ゲーム1本が $11.99 / 8 ≒ $1.5。
今月は先月、先々月に比べるとやや内容が劣ります。
「Ghostrunner - ゴーストランナー」が一番の目玉となるゲームで、これが欲しいかどうかで今月の Humble Choice を購入するかどうかが決まりそうです。
価格的には「Ghostrunner - ゴーストランナー」が直近の Steam セールで ¥3980 → ¥1592、「Destroy All Humans!」は¥3750 → ¥1237、「Monster Sanctuary」は¥2050 → ¥697。
なので「Ghostrunner」だけを考えても $12 で Humble Choice を買うのは Steam のセールよりも安く、他のゲームも受け取れることを考えるとかなりお得です。
「Ghostrunner」と他にもう1つ以上プレイしたいゲームがあれば、お得感を感じながら買えるかと思います。