1月のHumble Choiceは「マフィア:コンプリート・エディション」「Iron Harvest」「Project Winter」など。大作は無いが粒ぞろい。人気の「The Henry Stickmin Collection」も
2022年1月の Humble Choice が公開されました。
今月は「Mafia: Definitive Edition」「Iron Harvest」「Project Winter」の3つが目玉になっています。
今月のゲーム
Humble Choice による推しゲーム
今月は「Mafia: Definitive Edition」「Iron Harvest」「Project Winter」の3つが Humble Choice の推しゲーム。
「Mafia: Definitive Edition」は日本では「マフィア コンプリート・エディション」という名前になっています。「マフィア I」のリメイク作品。2020/9 リリース。
三人称視点のシューティングゲームで、ストーリーに沿ってゲームが進んでいくオープンワールド型のゲーム。懐かしいゲームです。リメイクでかなり綺麗になっています。
リメイク前のオリジナル「Mafia」は 2002年のリリースです。
「Iron Harvest」は1920年代を舞台にした、世界大戦にスチームパンクなロボットが登場するようなRTS。2020/9 リリース。
デベロッパー KING Art が Kickstarter で資金を集めたゲームなのですが、Steamでのコメントレビューを読むと、その時の約束に日本語が含まれるかどうかで一悶着あったようです。
公開時に日本語は含まれず、さらに KING Art が謝らない姿勢をとっているのが好感度を下げています。
ただし、現在は日本語が追加されているとのこと。
ゲーム自体はなかなか評判の良いゲームです。Company of Heroes を思わせるRTSゲームです。
「Project Winter」は最近多い人狼ゲーム的なゲームです。雪山でみんなで脱出を目指してサバイバルする中、裏切り者が周りの人を殺していきます。2019/5 リリース。
「Among Us」的なゲームを雪山でやっているような感じと言ってしまって良いでしょうか。「Among Us」よりもアクション寄りのゲームです。裏切りがばれてもゲームオーバーではありません。あと映像がリッチで楽しめるかと思います。
音声チャットが前提となるので、野良よりも仲間・友達とプレイするのが良さそうです。
Humble Choice の推しゲー以外
「Rebel Cops」は「This is the Police」のスピンオフ作品で、ターン制のストラテジーゲーム。犯罪集団に対抗する組織側でプレイします。2019/5 リリース。
「Rustler (Grand Theft Horse)」は「Grand Theft Auto」から着想を得た、見下ろし視点のオープンワールド・アクションゲーム。2021/2 リリース。
「The Henry Stickmin Collection」は Adobe Flash ゲームとして人気だったものを、要素を追加してゲームコレクションにしたもの。2020/8 リリース。
かなり人気のゲームです。基本的には選択肢を選んで失敗を楽しむゲームです。
「Farmer's Dynasty」は「牧場物語」を3Dにして現実寄りにしたような感じのゲーム。「Farming Simulator」ほど農業ゲームではなく、建物の改築なども可能。2019/11 リリース。
「Between the Stars」は宇宙船の艦長になって宇宙を旅するゲームで、アクションやRTSなどを組み合わせたゲーム。2019/5 リリース。
「Retrowave」は80年代のスーパーカーでネオンライトが光る街を、シンセサウンドと共に、車を避けながら駆け抜けるカーゲーム。2020/3 リリース。
安いゲームですが、とても雰囲気が良いゲームです。昔こういうゲームありましたね。
「Midnight Protocol」はサーバーをハッキング(正確にはクラッキング)するタクティカルゲーム。キーボードで操作します。2021/10 リリース。
今月の所感
「Mafia: Definitive Edition」「Iron Harvest」「Project Winter」は良作ではありますが、それぞれやや癖の強いゲームです。
「Mafia」は私はリメイク前のゲームを既にプレイ・クリアしていて、シューティングゲームとしての面白さはあまり感じなかったゲームです。
ストーリーが評価されているゲームですね。もうストーリーはほとんど覚えていませんが…。ラストシーンだけは覚えています。
リメイクされてシューティング部分が改善されたか分かりませんが、もう一度はプレイしなくてもいいかな。プレイしたことが無い人の方が楽しめるはずです。
「Iron Harvest」はRTS好きなら楽しめるでしょう。しかしRTSに興味が無ければプレイしないゲームです。
「Project Winter」は Humble Choice が販売のタイミングを逃したように思えます。このゲームに人気があった時期を過ぎています。
このゲームに魅力を感じた人は既に購入済みでしょうし、一緒にプレイする人がいない人はやや買いにくい。日本でのコミュニティはあるのでしょうか。
先月と違って今月は Humble Choice の推しゲー以外のゲームも粒ぞろいです。
「The Henry Stickmin Collection」は好きな人は好きでしょうし、「Farmer's Dynasty」は根強い人気のある農業カテゴリーのゲーム。
「Between the Stars」は戦闘機でのシューティングが好きな人は惹かれるでしょう。「Retrowave」はシンプルなゲームで懐かしい。
今月は大作はないものの、それぞれで特色のあるゲームが多くて良いです。
私としては今月はアクションゲームが少ないのがやや不満ですが、アクションゲームに興味が無い人もいると思いますので、そういう人は今月の内容に満足しているかもしれません。
今月の Humble Choice はゲームの数が10本ですので、$20 で 10本としてゲーム1本が $2。この金額分楽しめそうかどうかで判断すると良いでしょう。
全体的には、推しゲーに大作が欲しかったものの、先月よりは随分内容が良いと思います。
Humble Choice の新規加入者は $12 で全てのゲームを受け取れる
Humble Choice は新規加入者ならプレミアムプランが $12 になり全てのゲームを受け取れますので、$12÷10個 とするとゲーム1つが $1.2 です。
この価格はSteamのセール時よりもかなり安く、欲しいゲームがあれば逃さないようにしましょう。この価格なら失敗してもそれほど精神的に痛くありません。